おはようございます。
ワタシはマーベル、アメショの女の子。
ワタシは来る日も来る日も、東京のお店にいたのよ。
2017年の6月だったわ、はじめて親父さまにお会いしたのは。
会社のお昼休みにちょくちょくとお顔を出していたのを今でも覚えてる。
親父さまは、アメショの女の子を探していたらしいのよ。
アメショ?
しかも、女の子?
それって、私のことじゃない?
しかも、ワタシ?う つ く し い。。。じゃない?
絶対にワタシだわー。
ちょっとー、恥ずかしいのよー。
それからね、ワタシ親父さまのお顔、まっすぐ見られなくなっちゃったのよ。
そして、ある日、親父さまがキャリーバッグを持って、ワタシのことをお迎えにいらしたの。
その日の夜、ワタシは初めて、電車に乗ったのよ。

親父さまのお家に着いてから、ワタシは大きなキャリーバッグに移されたのよ。
エアコンが利いていて、涼しいお部屋だったわ。
でもねー、いたのよー。
何がって?
いたのよー、茶色いのが!
ワタシは思ったわ。
あらー、このお家、ワタシが最初のネコじゃないんだわって。
先住がいたのよー。

ワタシはすぐに身構えたの。
茶色いのが飛び掛かって来たらね、お顔を引っ掻き回してやるつもりだったの。
ワタシ、ひそかに爪を隠したわ。
でもね。。。

茶色いのは、はじめて会った時から、ものすごく優しかったの。
ふつうは、初対面の時、ワタシたちネコはね、毛を逆立てたり、大きな声でシャーって言うものなのよ。
でもね、茶色いのは、全然その気配がなかったの。
それどころかね。。。

「やあ、ボクはクロノス。アメショの男の子。君はだーれ?どこから来たの?お名前はなんて言うの?」
って聞いてきたじゃない?
ワタシ、拍子抜けしちゃって、戦意喪失よー。
やっぱり、美人って得よねー。
それからね、お互いにお鼻をツンツンして挨拶を交わしたわ。
これでワタシたちネコは仲良しになれるのよ。
ワタシたちは、最初の日、一晩語り明かしたの。

ところがねー。
これからが、大変だったのよ。
そのお話は、また次の日記で。
今日はこれから宮代町に行ってきます。
青島君コートの親父を見かけたら、私です。
気軽にお声掛けくださいね。
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