7歳で44、8歳で48となるらしい。
ということは、
現在7歳と7ヵ月になるレプン姐さんは、
だいたい46.5歳となり、私の今の年齢とほぼ均衡したこととなる。
朝、目が覚めると布団に乗っかる黒い毛玉。
それがぶるぶる振動し、黄色い目が開いて猫になる。
何か言いたそうな口元に、私は笑顔で応える。
これが姐さんと出会ってから、ほぼ毎日の私の起床の合図だ。

猫族の成長は早い。
この間まで、まだまだ小さいと思っていた姐さんも、
これからはどんどん私を追い越していく。
お互いの成長を示す放物線が、
同じところで落ち込むといいなと思ってたけれど、
そういうわけにはいかないみたいだ。
姐さんのいない生活は、もう想像できない。
それはきっと、お互い様。
ふわふわ揺れるしっぽが、言葉より強くそう伝えてる。
以前の職場のトイレの片隅に棄てられてた女の子。
その出会いがまさか、
こんなに掛け替えなく、そして変えることのできないものになるなんてね。



















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