保護活動者同士の足の引っ張り合い

2020年11月21日(土) 963 / 18

ちなみに、私のことではありません（笑）

他人様のことをネタにして日記を書くのもどうかとも思いましたけど
どうにもモヤモヤイライラが止まらず。
お目汚しすいません。

とある保護活動者Aがいました。
餌やりさんとその関係者から「耳を怪我していて可哀想だ」と相談があった。
早速現場に行って、該当する猫を発見。
保護して病院に連れて行くと「扁平上皮癌」だろうと診断された。
病理検査に出したものの、結果を聞く前に
「余命は短いだろう、人にもあまり慣れてないようだ。
　だったら、最後の余生は住み慣れて安心して暮らせる公園で
　ゆっくり過ごして自然に任せる方がいい」
と、その人は抗生剤と痛み止めだけを処方してもらい
猫を元居た公園にリリース、餌やりさんに薬を渡して
餌にまぜて与えてもらうことにした。

その経緯を別の保護活動者Bがネットで見つけて、主治医に先に相談。
手術がまだ間に合う可能性あり、治療の余地があると判断し
餌やりさんとその関係者に
「この子再度保護できませんか？私が看ますよ。」
とメッセージを送った。
餌やりさんは喜んでその子のところに行って
「助かるよー、助かるよー」と声掛けして再度保護した。
（実際の動画あり。その子は近づいても逃げもせず。）

そしてその子は保護活動者Bのところにやってきて
今に至る。

そしてここからバトル勃発。

Aは自分がしたことを否定されたと憤慨し
「残された時間が短いと知ったらどうする？
　住み慣れたところで最後はゆっくり過ごしたいと思うのが当然。」
だから、Bのしたことは間違っている猫を戻せと。
そしてその信者（笑）たちも右へ倣え。

BはAのしたことはキャパオーバーだったのだろうからと否定は一切せず。
出来る治療を施し、痛みを取ってご飯を食べれるようにしてあげたいだけだと。
病理検査をした病院に確認したが、検査結果は誰一人聞きに来ていないうえに
余命が短いとは一言も言ってないし、手術は大がかりになるだろうが可能だと。
感謝して欲しいとは言わないが、批判避難されるいわれはないと。
そしてその信者（笑）たちも右へ倣え。

双方とその信者たちがお互いの主張を絶対譲らず、SNSでバトっておられる。

なんだかなー
こんなことがあるから、保護活動者ってバカばかりと言われるんだよなーと。
私はどっちの信者でもないが、猫の具合が気になって。

信者という言い方に不快感を覚える人もおられるでしょうが
良い意味でも、悪い意味でも、それぞれを信じておられる方々なので
あえて信者と書く。

そもそも
Aのしたことは間違いではない。
自分には無理だと思って、できること（薬を処方）してリリースした。

Bのしたことも間違いではない。
自分なら出来ると思って、保護した。

Aはリリースした子に対して、権利も主張もできない。
リリースしたのだから。
Bもそこは一切否定してないし、咎めてもいなかった。

外野がね、すごいの。
どんだけ言い合いしたって、当人同士じゃないんだから落としどころはない。

サクッと当人同士で話をして、はい、ちゃんちゃん！とすればいいだけのこと。
SNSでお互いやり合っていいことなんて何一つない。
保護活動者をまっとうにやってる人たちにまで流れ弾が飛んでくる。
「これだから保護活動者ってのは！！！」とな。

考え方は千差万別。
そして猫の本心なんて誰もわからない。
出来ることを、出来る人が、出来るだけ、でいい。
はずなのにね。

醜い争いよりも、その保護された子がどうなってるのかが気になる。
とりあえず落ち着いてご飯も食べてる、というとこまでしか投稿されなかったから。
今後はこのことがあったから、Bの友達登録してる人だけに猫のことは公開するんですって。
(ネコジじゃないよ）

保護活動者のプライドって
猫だけに向ければいいのにね。
活動者同士でプライドの競い合いしたって
ロクなことにならない。

願わくば、あの子の手術が成功して、余命を延ばすまで行かずとも
痛みと苦しみから解放されて、お腹いっぱい美味しいご飯を食べれますように。
雨風と寒さ暑さを気にせず、安心してヘソ天が出来るほどのんびりゆったりできますように。

66 ぺったん