ルルララリン

千葉県 50代 女性 ブロック ミュート

大好きな猫ちゃんから たくさんの元気と癒やしを貰ってます(=^・^=)  17年前に 地元の駅前で 出会い 保護した 最愛のルルとの暮らしは、私に猫ちゃんの素晴らしさと猫ちゃんのいる人生の心の豊かさを...

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高齢者と 猫 ②
2021年2月15日(月) 675 / 2






昨年の7月11 日 
80代の おばあちゃんが 長年住まわれたアパートが 取り壊しとなって、 お引っ越しの時に 引っ越し業者の不手際により キャリーバッグから逃したという ノンちゃん。
去年の日記です。


私が
そのことを知ったのは、 お引っ越ししてから すでに10日以上経った 7月下旬でした。

毎日探しに行き
アパート敷地内に餌を置いてみましたが 
朝 通勤前に置いたものが 夜になっても手付かず。
そして酷暑のため 腐敗したり ナメクジだらけになっていました😭

そして
ようやく ノンちゃんの姿を見つけることが出来たのは 8月上旬。
すでに、行方不明になってから3週間が経っていました。

ノンちゃんは、
忠犬ハチ公のように、おばあちゃんと住んでいた アパートの二階の部屋の窓が開くのを

外出時には 降りてくるはずであろう 階段を 
隣家のブロック塀の上から 健気に 見つめて待っていました。


私の存在に気がつくと、ノンちゃんは 解体目前のアパートの縁の下に隠れてしまいました。
(私は、4年前にも ノンちゃんに避妊手術を受けさせる為に 半年に渡り あの手この手で捕獲を試みて ノンちゃんを追いかけ
保護後も ワクチン接種などの通院時に おばあちゃんちに現れる人物として 嫌われていました😅)

そして、
おばあちゃんに、ノンちゃんが アパートを離れず 生きていたことを報告しに行くと

当初は身勝手な言い分で
「ノンちゃんが アパートから逃げたのは 自分でお外で生きて行くのを選んだから」と言ってはいましたが

心の底から 
「見つかって良かった 3週間 飲まず食わずなのだろか 可哀想に。 本当に見つかって良かった」と喜んでいました。
そのお気持ちに嘘偽りは無かったと思います。

私自身 過去に飼い猫を脱走させ 保護しようと努力しない人たちの「言い訳」として

猫ちゃん自らが お外で生きていくことを選び 出て行った。だから もう帰って来ないと いう言葉を何回か聞いていましたが


四年も一緒に暮らして 
すっかり家猫としての生活を送っていた ノンちゃん自ら 窓から飛び出し 脱走した訳ではないことは、分かっていました。

おうちに帰りたくても
おばあちゃんや ノンちゃんが産んだ息子猫
に会いたくても

自分が暮らしていたアパートの窓やドアが開くことはなく 帰れなかったのです。


私が置いたご飯を全く食べなかった ノンちゃんですが、
おばあちゃんから 
いつも使っていた食器と
食べていたドライフードを分けてもらい 隠れている縁の下の出入り口に置いたら
食べてくれるようになりました。


とりあえず 生きていることは、分かって安心しましたが
あと一週間で アパートの解体工事が始まるので、
縁の下に身を潜めていられるのにも限りがあります。

「四年間 飼い猫として
朝昼晩 ご飯をもらって 何不自由なく生きてきた猫が
再び 野良猫として 生きていくことの過酷さ。

おばあちゃんに分かりますか?」と おばあちゃんに尋ねました。

ノンちゃんは、おばあちゃんと暮らしたアパートから離れずにいること。
例え 歩いて五分の距離の引っ越し先でも
おばあちゃんの引っ越し先が 猫に分かる訳もないので 新居に帰ってくるはずもなく

今後
ノンちゃんについて 
どうすべきかと 話し合いました。
このまま お外に暮らしてもらうのか
保護して 再び飼う意思があるのか。

おばあちゃんは、
「ノンちゃんが 保護出来たなら ここに(新居)帰って来れるなら、私が死ぬまで もちろん飼います。面倒を見ます。」と、おっしゃいました。

そのお気持ちは、とても嬉しく思うと共に
80代という ご年齢を考えた時に 
5歳の ノンちゃんと 4歳の息子猫との安泰な暮らしが いつまで続くのだろうか 不安は正直なところ大きすぎて 私にも どうして良いか分かりませんでした。 

でも、ノンちゃんはきっと おばあちゃんに会いたいに違いないと思いました。

四年前に避妊手術を受けさせる為に捕獲する時にも、
ノンちゃんは警戒心が強く 捕獲器には 絶対 最後まで入りませんでした。

今回も入るだろうか。

身を潜めている アパートの縁の下 入り口に
捕獲器を仕掛けてみましたが、 やはり 入りません。 
そして 捕獲器を仕掛けたことで
警戒心を強めてしまい ご飯も食べなくなりました。

捕獲器を違うタイプで試してみても空振り。

捕獲は難航しました。

そして、
ノンちゃんや息子猫を 保護する四年前の2016年まで 
猫たちの存在を毛嫌いし 虐待をしていた 隣家の方に、
事情を説明して 捕獲箱を置かせてもらえないだろうか相談しました。

何故、猫に虐待をしてきたお宅に敢えて頼むのか。理解出来ない方も多いと思います。

理由は、
すでにアパートの解体工事が始まり 敷地内には危険なので一切立ち入り禁止となっている為
捕獲器が置けなくなったことや

アパートと 塀を挟んで反対側となる その隣家の敷地内に ノンちゃんが よく佇んでいるからでした。そして、道路から 人目につきにくいこともあったからです。
 
隣家に ダメ元で、お願いに行きました。

すると、
猫たちに長年に渡り餌を与えていた おばあちゃんの存在も もちろん知っており、
「あの年齢になって このコロナで大変な時期に
いきなりの立ち退きになっての引っ越しは 大変だっただろうに。
確かに
家庭菜園や 敷地内のあちこちに糞尿されて迷惑ではあるが
その逃げた猫が 捕まれば
糞尿被害も無くなるなら 捕獲箱の設置に協力しても良いです 敷地にも、自由に出入りしてください」と 承諾くださいました😭

翌日
おばあちゃんをお迎えに行き
隣家へのご協力の御礼の手土産を買って 
改めて ご協力のお願いと 捕獲に際してのご迷惑を一切かけないことを誓約書にして 隣家へお伺いしました。

そして 
薄暗くなって来た時間だったので
はっきりカメラで捉えることは出来なかったけれど
隣家の敷地内 元アパートの部屋の ちょうど真下辺りに ノンちゃんがいて 目が光っていました。


その時は
おばあちゃん
私と 私の夫
隣家のご夫妻と 5人もいたので
ノンちゃんは 警戒して 近づいてくることはなく うずくまったままでしたが
1ヶ月半ぶりに おばあちゃんの声を聞き、おばあちゃんの姿を見ることが出来たと思います。

おばあちゃんも 「ノーン ノーンちゃーん 出ておいで!」と 嬉しそうに呼んでいました。

隣家のご理解とご協力を得られたことで
人目を気にせず 敷地内に立ち入ることが出来るようになったことで、

私が作った 大きめの捕獲箱の中で餌を与えることにして 
ノンちゃんが そこを「餌場」として認識し 
慣れた頃に
手動ですけど😅  敷地の外から(道路) 入り口にくくりつけたロープを引っ張り閉じ閉めるという作戦です。

最初の数日間は、
警戒されまくり 餌は ひと粒も減っていませんでした。

そして、ある日を境に
餌が かなり食べられて 徐々に完食されているようになり  
期待が高まっていたら


なんと
50メートルくらい先のお宅の 外猫? オス未去勢の猫ちゃんが 食べに来ていて

日に日に 自分の縄張りの如く
捕獲箱の近くに陣取っているようになり ノンちゃんが 近づけないことが分かりました。

餌があることで、他の猫ちゃん達が集まってしまっては 本末転倒。

餌を置く時間に四苦八苦しました。

そして 私の見ている時には ノンちゃんは絶対に
捕獲箱の中に入ることはありません。(中に入ってるノンちゃんを見たのは、捕獲成功した日が最初で最後でした!)

いつなったら 保護できるかな・・・と
気が遠くなるような酷暑で 弱気にもなりました。


9月に入り まだまだうだるような暑さが続いていたある日

日中のゲリラ豪雨が止んだ夕方 
前日の朝に、餌を置いたきりだったことで お腹を空かせていたことが ラッキーだったのか

捕獲箱の中に 餌を置いた後 
私は自転車で 周囲を ぶらりとして 戻って来たら

なんと ノンちゃんが 捕獲箱のすぐ近くにいました!!!

私の自転車のスタンドの音はバレているので、 
すこし離れた場所に 自転車をとめて 
息を止めて 忍者の如く 近寄ると

なんとぉー
 捕獲箱の中に入って ノンちゃんは ムシャムシャ 必死にご飯を食べています。

失敗は許されない。失敗したら また警戒され振り出しに戻る。

手が震えました。

捕獲箱の入り口のドアに繋いであるロープを、塀の向こうの道路から 一気に引っ張り 閉じ込めることに 成功しました!!!

嬉しいのと
捕獲箱の中で 暴れるノンちゃんにビビりながら 自転車の荷台に 捕獲箱を積んで 押しながら自宅へ向かいました。

まだまだ明るい時間で ママチャリの荷台に暴れる猫を積んだ汗だくの かなり変な人だったと思います。(この日 まさか捕まるとは思わず ほぼ手ぶらでした😅)
 
捕まるまでは
保護出来るのかという不安と ノンちゃんの健康状態が心配でしたが、

でも、捕獲器を何度も貸してくださったり アドバイスしてくれた友人 
捕獲箱の設置を許可し 協力してくださった隣家の方

おばあちゃんと親交があり 
ノンちゃんの安否を気にかけてくださり 情報提供してくださったご近所の方々 

たくさんの方々のご恩に報いることが出来 安堵しました。

「なんで たかが猫一匹のために しかも自分の猫でもないのに・・・」と言われてしまえば そうかもしれませんが、
出来る限りの「努力」をして どうしても保護出来なければ諦めることも有りなのかもしれませんが

野良猫として生きて行くことの過酷さを知っているからこそ
どうしても 保護を諦め お外で暮らさせることが出来ませんでした。


1ヶ月半以上 思うように食べられなかった ノンちゃんは(頑固さも手伝って) 腰骨が分かるほどに痩せて 3キロ弱でした。

すっかり痩せて毛艶のなくなった ノンちゃんと再会した おばあちゃんは とても喜んでいました。

念の為 健康状態をチェックするために
病院へ行き、
血液検査 駆虫やワクチン接種などを済ませました。

おばあちゃんのお引っ越し先の 窓や ベランダに
脱走防止対策をしてから ノンちゃんを
お引渡しと考えていましたが

このまま 引き渡して良いのかという
「課題」が色々と 出て来ました。前途多難です😢

続く。
  

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