取り返しのつかない失態

2021年6月3日(木) 701 / 0

私の判断ミスで子猫を1匹死なせてしまいました(T_T)

4兄妹を保護した場所のご年配の方Aさんから、もう一匹妊婦猫がいる、と聞いていた。
最近あまりこないねぇ、どうしたろうねぇと。

それが急に、知り合いBさんを通じて火曜日の朝捕獲した！！
お腹パンパンで今週中にも産まれそう！！
お願いだから引き取ってください。

と。

引き取るにも費用はいただくし、そもそも本当に妊婦で産んでないのか？と。
Aさんとお隣さんは「まだ産んでない！！」ときっぱり言い張る。

先日保護したしっぽ大けがのママ猫は手術してボブテイルになり、出血も止まってご飯も食べるようになった。
が、やはりこの子、人に慣れる気なんざサラサラないわっ！！！とすべてを拒否する。

その子をリリースする代わりに妊婦猫を引き取り、臨月の堕胎なんてしたくないからどうしようと迷いつつ
産ませる場合はどう準備をすればいいか、を保護仲間に聞きまくり、用意だけして行ってみた。

授乳中のママ猫のおっぱいは、子どもが吸いやすいように若干いつもよりぴよっとなってて
乳首周辺の毛も抜けて、おっぱいが張って色が少し濃くなっている。

お腹見せて～とおっぱいを見ると、普通のしろっぽいおっぱいで毛も抜けてない。
ん？？？？？？？産んでない？これから？？？本当なのね？？
「これから産むはずだからどうするか任せる、お金は払う。」

迷いながら、このおっぱいならまだ大丈夫なのか？と写メをLINEで保護仲間に送信し
うーーーーん、まだなのかなぁ、、、じゃぁ引き取って手術して、この子なら譲渡できるまで慣れるかなぁ

と、引き取ったのが火曜日夕方。
そのママ猫が捕獲されたのは火曜日の朝7時前。

火曜の夜、さすがにじっとしつつも人が覗くとケージの中で出ようと暴れる。
けど、手も口も出ない。
ご飯には手を付けず。

水曜の朝、木曜日に手術の予約が取れたので、すぐに連れて行けるようキャリーを中に入れて隠れ場所としつつ
いざの時は蓋を閉めて運び出せるよう設置。

水曜の夜、異変に気が付いた。
右往左往するママ猫のお腹、おっぱいが茶色っぽくなってる箇所が何個かある。
え？あれ？ちょっとまって・・・あれは・・・・

気が付いたのは夜寝る直前の2時ごろ。
やばい・・・かもしれない。

が、翌日は折り悪く朝から仕事で車で1時間くらいのところで打ち合わせの予定。
嫌な予感がしつつ
「明日午前中、あの場所に行って子猫の捜索をしてくれない？」と息子に頼む。

朝、仕事に行く前に息子を起こし、捜索をお願いして仕事へ出勤。
打ち合わせ場所への移動中に知り合いBさんから電話が鳴る。

「すいません！！えっと結論から言うと、あの子出産してました！！
　子猫が3匹いて、1匹は既に亡くなってて2匹生きてます。
　Aさんが昨夜見つけて、子猫はリリースしたしっぽちゃんが今抱いてます。」

やっぱり・・・・
大きさは？？？

「目が空いてない子だそうです。
　しっぽちゃんががっちりお腹のところに抱えて、自分の子だと思ってるのか世話してくれてるみたい。」

手術したからとすぐにはおっぱい止まらないはずだけど、大丈夫なのか・・・
祈るしかない。

息子にすぐに連絡を入れて、受け入れ準備を整えて子猫を引き取ってもらった。

午前の仕事終わって昼ごはんがてら帰ってみてみたら、本当に小さい。
けど、ママ猫はまだ警戒モードで子猫の傍には寄らない。
チビは使い捨てカイロをタオルでくるんで置いてるとこにもぞもぞ移動してる。
お願いママちゃん、子猫のお世話お願いします！！！！

周りの言葉を鵜呑みにした私の失態で、子猫を1匹死なせてしまった。
もっと早く、ちゃんとおっぱい見て確認すべきだった。
そこまでがっつり触らせてくれる子じゃなかったというのは、言い訳にもならない。

とりあえず夕方までママちゃんの母性本能に任せる。
夕方まだ抱いてなかったら、人工飼育に切り替えかな。
こんなほやほやのちびはさすがにまだ育てたことがない。
けど、死なせてしまった子のためにもこの子らはどうしても生きてもらわなきゃ。

ダメだ、安易に信じては。
自分の目と足で確認しなきゃ。

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