高齢者からの応募(長文)

2021年12月18日(土) 814 / 16

なんだかなぁと思うことが立て続けにありました

里親を募集される側は
単身者不可、高齢者不可
とされてる場合が多いのではと思います

単身者についてはQAなどでもよく議題に上がりますね。
そこまで多くないにしてもうちのような田舎では高齢者からの応募が譲渡会ではまだまだ多い現実。

高齢者の線引きを何歳でするのか、というのも個々で違うとは思いますが。
60歳、65歳というのが多いのではないでしょうか。

もちろんそういった年代の方々でも、キチンと後を見てくれる後見人もしくは連帯保証人をつけていただけるならOKとする場合も多々見受けられます。
私の場合、後見人もしくは連帯保証人とも話を直接できて、かつ譲渡誓約書に署名捺印いただけることを条件にしています。

でもねぇ、中にはねぇ

私になにかあったらもちろん娘たちが見ます、それをわざわざ署名だのなんだの！信用できないってわけですか？！

とか。

死んだ後のことを考えろなんて！高齢者には猫を飼うなってことですか？！

とか。

60代高齢者扱いされるなんて！20年経ったってまだ80ですよ！充分猫の世話はできるじゃないですか！！

とか。

70過ぎてたって、まだ私は元気ですし緊急時の対応だって運転するんだから出来ますよ！失礼ですよ！

とか。

ペットがいたら生きる気力が出るかと思ってなのに、そういうのも許されんのですか！

とか。

はい、これ全て実際言われたことです。

もうね、ため息つきながら
『すいません、譲渡はできません』
どんなに激高されてもお断りするわけで。

後見人がいるからと、2ヶ月くらいの子猫を希望されてもねぇ
70代でまだ頭もシャキッとしてる、はいそれは見て分かります。
が、なぜもう少し大きい子ではダメなのか？
『子猫からでないと懐かない』
子猫神話健在😓
『人生最後だから子猫から育ててみたい』
やってみたらダメでしたとならない保証はない😓

年齢に応じた成猫をと勧めても
死ぬのを見たくない、病気の世話がしんどい

子猫の世話ってのは、1時間の迷いであっという間に容態が悪化することがある。
何回保護してもワクチン1回目を打てるようになるまで、そりゃもう神経使う。
2回目を打ててようやくよし、もう大丈夫かなと思える。
それを高齢者に渡せと言われても、いくら後見人がいても私は無理。

もちろん後見人がいたら譲渡する人もたくさんおられると思うので、そこは個々の考え方でいいと思う。

立て続けに高齢者からの応募があり、捨て台詞を吐いて帰られるともう情けなくてさ。
挙句に知り合いのおばはんから電話で、小型犬の子犬の保護犬がいないか？と、連絡があり。
誰が探してるのかと聞けば、近所の70歳のおばさんがダックスを病気で亡くして落ち込んでたのがようやく次を飼おうという気になったと。
でもショップは高いし、中型犬以上は散歩がいるし体力がしんどいから小型犬でないとダメなんだと。
紹介できても成犬よと言うと、それじゃいやなんだって子犬がいいんだって懐かないから。
こないだのダックスは8歳、前のポメラニアンは12歳だったそうなけん70でも飼えるだろ。
保護しとる人のとこにトイレが出来とる子犬どっかおらんか？と。

･･･ショップかブリーダーへ行け💢💢💢
そもそも70で子犬飼う気になるな💢💢💢

田舎のサラリーマンと百姓兼業してたような、団塊の世代のおっちゃんおばちゃんというのはすこぶるお元気だ。
体力も、私なんかより全然ある。

知ってる、うん。
でもそれとこれとは話が違う。

あんた何様？！て言われてもね、この子の保護主ですがなにか？！
だわさ(笑)

うちのおかんも75歳で後期高齢者
今、7歳になったチワワを飼ってる。
私に何も言わずホームセンターのペットショップで買ってきた子。
後をどうすんの？て聞いたら、あんたたち(私は3姉妹)誰か引き取るでしょ？と。

我が親ながら
『クソがっ！！』
て面と向かって言った、実際に💢

人が歳を取ると、ペットも当然歳を取る
人が歳をとって環境を変えるのは、望んで気に入った施設へ入る場合はよしとしても、そう出ない場合は大変。
お金も気持ちも。
ペットだって同じ。
歳を取って飼い主が変わる環境が変わるということはもしかしたら人以上に大変。
だって人は言葉がわかるけど、あの子たちは何もわからないから。

どうしてそれが想像できないのか。

出来たら後見人がいても私は高齢者は嫌だ。
同居家族がいて、おじいちゃんおばあちゃんが欲しいと言ってる、もしもの時は同じ家で見れるから、ならOK。

核家族が多い現代では無茶な希望かもしれない。

でもね
小さな物言わぬ彼らのこと
もっとしっかり考えて欲しい

73 ぺったん