ソラの今後について協議の場を持った。

3時間ほど話をした結果、
ソラは晴れて我が家の子となった。
その里親さんが悪いわけでは決してない。
犬の飼い主としての知識やスキルでは、
我々は遥かに及ばない。

ただ、本人の体調や母親の介護など、
様々な状況を考えると、不安要素が多かっただけだ。
そしてそれ以上に、妻がソラを気に入ってしまった…
ということだろう。

大型の老犬を、看取るまで世話しようという気概のある方だ。
今後もサポートは惜しみなくしていただけるよう。
ソラは幸せ者だなぁと思う。
彼に手を差し伸べようとしてくれるニンゲンが、こんなにも多い。

↑一時、愛護センターで保護されてた頃
「名前を変えようか?」と妻より提案があった。
…却下。
今更、といったこともあるけれど、
ソラという名前は綺麗だとも思うから。

元の飼い主さんが、
どういう想いをこめて付けた名前なのかは分からない。
ソラは「空」だし「宙」だ。
それらは共に、手の届かないものかもしれないけれど、
ソラには逆に、引き寄せるチカラがあるのかもしれない。
私たちも、それに引き寄せられた…
そんな風に思ってると、ソラが大きなくしゃみをした。
…まさか図星かよ?
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