チカコ10歳

2022年2月16日(水)

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チカコの同胎の姉‘’しろいち‘’が5歳で我が家に来た時、彼女の腎臓には既に不安があったけど、
猫の腎臓病の事を私はあまり良くわかっていなくて、
獣医さんが言った「大丈夫」の一言を深く考えることもなく
「大丈夫なんだ。良かった」なんて呑気に構えていた。

‘’いち‘’もチカコも、多頭崩壊しかけているお家から来た子で、元のお家はトイレの数が足りなかったので、布や新聞の上でチッコする習慣がついている。

だから、いちが来た時、うちではペットシートのトイレを用意していたのだけど、
わざわざ緑や青の色付きのシートを使っていたから、いちのチッコの色が薄い事に暫く気が付かなかった。

チッコの量が多いことには気がついていたけれど、先代が糖尿病を患って亡くなったので、糖尿病のことばかり気にしていたように思う。

ある時遅まきながら
「ペットシートのトイレは用を足したらくちゃくちゃに丸めてしまうから、何回分ものチッコを吸収するような厚手の色付きシートは無駄じゃないか」
と、安価な薄手の白いシートに変えた。

そうしてやっと気が付いた。

いちのチッコは無色透明だった。

そうして昨年、9歳のいちを腎不全のために失った。

昨日からチカコのチッコの量が多い。
そして色が薄い。

突然の変化なのでショックもあるけど「嘘でしょ」という気持ちもある。

でも心の奥深くでは「嘘じゃないし大丈夫じゃない」と解ってる。

今日は休診なので、明日の夕方血液検査に連れて行く。

取り敢えず、クリニックに注文していたロイカナのニュータードケアを早期腎臓サポートに変更してもらうよう電話でお願いした。

早期サポートで大丈夫なのか?

しろいちから遅れること5年。

健康だと思いこんでいたけど、ついにチカコにも来たのだろうか。

こんなに早くAIM製剤を切望することになるなんて思わなかった。

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