長文、ネコなし、アホ日記です。
リーダーからある日画像が送られてきて
「これ、いる?」
「なぁに、これ?」
「Nintendo Wii。職場で要らなくなったから、欲しければ持って帰る」
おむ母はゲームがわかりません。
ファミコン世代でしたが「ウチにはゲームはいらん」という家庭で育ったので。
二人が欲しいと言い出したときも、
意地悪とかお金がないとかでもなく。
何を買ったらいいのかわからなかったのです。
そんなわけで。
クリスマスは例の日記通りのドタバタ劇でそれどころじゃなかったわけですが
こむすびたちは『年末年始プレゼント』もいただいていて。
おむ母が仕事に行くのも、
にゃん丸のお手伝いに行くのにも、
喜んでママを『供出』してくれます。
ただ合言葉は
ゲームは?「宿題が終わってから」
宿題があるのに?「ないって嘘をつくのはやらないことより、悪いこと」
片付けは?「8時半までに終わらせます」
守れなかったら?「次の日ゲームはできません」
ということで。
お年玉をもらって。
中古のゲームが売っているBOOK・OFFへ。
「やった!○○(ゲーム名)が270円」
「SWITCHじゃなくて逆にラッキーじゃない?俺たちにも自分のお金で買えるんだもん!」
そしてそれがないとできないという
リモコン?コントローラー?にくっつける付属品などを自分達で調べて
「ママ、これがないとこのゲームできないんだって」
「ママ、これとこれを組み合わせてこうやって使うみたい」
…100円とか、高くても900円とか。
じゃ、その分はママが出してあげようか?
「ありがとー」
そんなやり取りがあって。
おむ母の出勤日は、冬休みの課題を終わらせてから二人でゲームをして過ごしていたわけで。
「ねぇあんたたちさぁ。今日、ごはん食べて。
トイレとお風呂以外動いた?
それでいいのかなぁ?」
「うーん。頭痛いかも。ゲームやり過ぎたかも」
というわけで。(前置き長っ💦)
2日間放置していた私も良くなかったと反省もこめて。
翌朝。天気予報とは違って晴れてるー!
「起っきてぇーーーーー。出っ掛けるよぉ~」
「んー\( ̄0 ̄)/どこにぃ?」
「スカイツリー!」
「ほぇー。何キロ?」
「ま、四の五の言わないでさっさと支度して!
9時出発でよろしく。それまでにルート自分達で選んで決めておいて」←カーナビみたいに、サイクリングのマップや何通りかのルート検索、所要時間や走行記録を残せるアプリがあります
「『坂が少ない』がいいー」
「いや『サイクリングロード優先』にしよう」
各々、坂道が苦手だったり横を大きなトラックが通りすぎるのが怖いとか理由はあるので。
ルートは一応二人の意見を聞きます。
「おっけ。じゃ坂が少なめのサイクリングロードね。川沿いをずーーーーーっと行くよ」
荒川の河川敷にサイクリングロードがあることな何となく知っていましたが。
まさか自分が、子どもたちを連れて、自転車で走るなんて。
…想像していませんでした。
(恐ろしく短縮、割愛してるけど荒川河川敷に出るまでに約17キロ1時間半くらいかかります)
天気も良くて、風もほとんどなくて。
路面に凸凹もないし。
車も河川敷の運動場の駐車場に出入りする車以外来ないから
荒川のサイクリングロードは走りやすいです。
(河川によっては荒れたサイクリングロードや走りにくいところばかりだったり、未舗装だったりするところもあります)
はじめ荒川を見て「わぁ~川だ!」「気持ちいいなぁ~」と自転車を走らせていた二人でしたが。
だんだん何も言わなくなり(笑)
「ねぇ、まだ川続くの?」「目的地まで何キロ何分?」
だんだんちぃ兄が遅れるようになり。
あめ玉を口にほうり込みながら
「ほら!あそこに見えるでしょ。頑張れ!」
高速や電車の架橋の下を通りながら
「いつも通ってる高速(外環道)だよ」
「あっちに見えるのがディズニーランドに行くときに通ったりする高速だよ」
「これは○○線」「ほら!はやぶさが来たよ!」
走るより、
走らせることの方が大変だったりもするけれど。
「ママ…スカイツリーがなくなっちゃったよう」
「なくなるわけないじゃん(笑)角度で見えないだけ」
「ママ、おりたらギュウしてね」
「その前に鼻水拭いてね」
今だからできること。
我が家でできること。
私がちょっと頑張りさえすればできること。
ひとと比較して羨むよりも
自分には 自分達には違った形かもしれないけど、
ちゃんと思い出を残したくて。
「ウチの母ちゃん、ちょっとリミッター外れてるから」
他の誰のお母さんも真似しないような、
ぶっ飛んだ母ちゃんで、私はいい。
ただ、真ん中では二人のことを大切に思っていたことさえちゃんと伝わっていれば。
川を下ること26キロ。
国道6号に出てちょこっと走って。

ついたよー
「母ちゃん、腹減った」
…ですよね。
とりあえず駐輪場探して。
ごはん食べるとこ探そう。
スカイツリーに到着した喜びとかもうどうでもいい。
サイクリングロードは走りやすいけど、
どこで休憩したらいいのか…わからなくて。
当たり前だけど河川敷にコンビニやお店なんてあるわけなくて、ひたすら走り続けたから。
疲れた!(笑)
スカイツリーの場所代込みでお高いお昼ごはんを3人で食べて(おいしかったけど(^^))
「すみだ水族館行こっ!」
そう、私たちは動物園水族館が好きで。
今回の目的地はスカイツリーというよりすみだ水族館だったのです🐙🐠🐟️

「ここの水族館はクラゲ推しなのかな?」
「たぶんペンギンじゃないかな。
すみだ水族館って言えば、ペンギン相関図とか出てるし」
そんなことを言いながらくるっと水族館を見て。
…でもね。
展示されている水槽をのぞきこんで。
小さなカワエビをみて
「このコ、脱皮したてみたい。ほらあそこに脱いだ皮がある」とか。
チンアナゴがユラユラしてるところの下にある生物(みんながヤドカリだと言っている)を見て
「あれはね、ヤドカリじゃないよ。アンボイナガイ。毒もっててヤバイやつ。ほら、足じゃなくて変な触手みたいなの出てるよ、見て見て!」
私には水族館も、だけど。
こむすびたちがオモシロイ。
「さてと。帰ろ!」
…え?スカイツリーの展望台行かないの?
走ってきたルートとか、周りの景色とかきっと地図みたいに見えておもしろいよ?
「興味ない。ていうか俺、高いところ苦手だし」
ええええ。
そーなのぉ??
ママ、初めてスカイツリー来たのに💧
「だって展望台、ただじゃないよ?」
「エレベーター上って景色見るだけで3人でいくらかかると思ってるの?」
…はい。わかりました。

駐輪場に行く手前に二木の菓子があって。
にゃんこのクッキーを見つけた おむ母。
「あれ、欲しい」
「これ、俺が去年スキー行ったときお土産で買ってきてあげたでしょ?」
「ママ?今日は自転車でしょ。帰り道でねこちゃん、割れちゃうよ?割れて悲しむのはだぁれ?」
スカイツリーは下から見上げただけ。
ソラマチもスルーで。
スカイツリー滞在時間2時間。
(来るのに3時間半かかったのに!)
「帰り道もサイクリングロードでしょ?
街頭なかったから日が落ちたら真っ暗で走れないよ!」
「大通りは段差やポールもあるし気を付けないと」
帰り道も二人がルートを決めて。
じゃ、日没までに荒川河川敷抜けるよ。
今日の日没は4:38。
ファイトっ!
とはじめはいい感じで走りはじめた二人でしたが。
「あと何キロ?予定到着時刻何時何分??」
が次第に増えて(笑)
…それより日没まであと30分、今の平均時速がだいたい14キロだから7キロしか進めないよ。
日が沈んだら暗くなるし、気温が下がるから。
とりあえず今頑張りどころだよ!
頑張れっ。
はぁー。今日は今年初めての満月(ウルフムーン)
ライトアップされたスカイツリーとか夜景とかみたかったなぁ。

「わぁ、月だ!」
「あれ、富士山だよね?」
なんとか明るいうちにサイクリングロードを抜け。
暗くなってきたので休憩して、スカイツリーのPOMPADOURで買ったパンをほおばって「おいしいね」って。
お高いお昼ごはんよりもおいしく感じました。
水は高いところから低いところに流れる、
故に
川は上流から下流に、
高い方から低い方へ流れるわけで。
つまり行きは海方面へ『下って』行ったから
帰りは『上り』なわけです。
(二人にはあえて伝えてなかったけど)
「ぐへぇ。なんかこの坂きついー」
「ここだけだから。この先坂道ない(はずだ)から」
「あと何キロ何分?」
「疲れたよね。でもまだ6時過ぎなんだよ」
「えええΣ(Д゚;/)/」
なんとかいつも通る道まで戻って。
スマホの充電もなくなってしまったので、
ログの到着時刻が遅くなってしまったのだけど。
当初の到着時刻どおり、7時半には自宅に戻ることができました(^^)
「2人ともよく頑張ったね!」とナデナデ、ギュウ。
「ママも大変だったよね、俺のペースに合わせなきゃならないんだもん」とちぃ兄。
帰り道、『大通り優先』コースだったらどこかの神社で初詣できるかなと思っていたけど。
寄れそうもなかったから、すみだ水族館でおみくじをお土産に買いました。

おぉ兄末吉、ちぃ兄中吉。
総括。
本日の走行距離92キロ
走行時間8時間くらい、かな。
「ねぇ。今回のサイクリングロードもうちょっと南下すると、葛西臨海水族園っていう水族館あってね。
ほら、ディズニーランドに行くときに観覧車が見えるところ。あの公園にあるんだけど。
たーくさんマグロがぐるぐる回ってる大きな水槽あるんだよー⤴️⤴️」
「…………ふーん」(棒読み)
「あ、明日はママ。シェルター行くよ」
「俺たち、留守番でいいよねぇ⤵️」
ふはははは。
君たち、疲れたな!
明日は家で静かに過ごすがよい。
できるかできないか。
やってみないとわからないし。
途中でやめる勇気も必要なこともありますが。
やる気になれば…
どうにかなるのかな、なんてね。
自分に負けない( ・`д・´)
あ。
私は夜、上半身が多少筋肉痛っぽかっただけで。
翌朝には筋肉痛もダメージもなかったです(^^)v
1日で92キロ走れたかぁ。
うん。行けるかも。←どこに?
でも一般道だと平均速度10キロ行くのがむずかしいからなぁ。
明日から新学期、だけど。
もう春休みに向けて
またいろいろ考えちぅー。
そのためにも、
毎日元気に頑張って働かなくっちゃ!
明日からも頑張るぞ~o(`^´*)
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