小声で言います。
ヤメタイ
2日目でそう思っちゃいました。
でも、前の職場の方にも応援して送り出していただいたし
自分で決めたことだから
『目標達成』までは頑張らなきゃな、と思っています。
なんで?
新しい仕事、新しい環境、新しい人間関係。
…それは当たり前だからね。
慣れるまでは仕方ないのは重々承知なのですが。
全然違うことで
めちゃくちゃ考え込んでしまいました。
職場は、以前は小学校
今は保育園の給食室になりました。
こむすびたちは幼稚園類似施設(保育園にある、幼稚園ではない)から、途中で母子家庭になって保育園へ移ったので通園したのは年少さんから。
保育園に通った期間は短かったのと。
私の勤務時間が短かったので彼らを預ける時間も他の保育園児より短時間で
早朝から夕方まで保育園にいるとか夜までとかは経験がありません。
新しい仕事をはじめて。
朝の補食、昼御飯は10時半すぎ、お昼寝をして、おやつ、そして夕方の補食…
保護者の方々も、通園している子どもたちも
早くから夕方遅くまで頑張ってるんだなって。
カルチャーショックを受けました。
当たり前のこと、なのかもしれません。
でも。
我が家にはなかったことで
…というかそこまでできなかったのです。
だけど。
子どもたちのために、栄養バランスや食材の形態(0歳児から受け入れている保育園)を考えた食事。
ちゃんと保育士さんがお世話して、たくさん遊ばせていただけて。
私がこむすびたちに対してかけてきた『愛情』って。
果たして正解だったのだろうか?と。
もう過ぎてしまった時期のことだし。
たら、ればの話をしても仕方ないのかもしれないけれど。
私は働いて稼がなきゃならない立場でもあったけど。
とにかく一緒に時間を過ごして、こむすびたちの笑顔と寝顔のために尽くしてきた。
…そのことに後悔は全くないのだけれど。
アリとキリギリス
なのかなって。
頑張って働いて、収入がある家庭は
この先の教育(習い事や塾や進学など)にお金をかけられるだろうし
もっと先の老後の預貯金も考えられるけど。
我が家は…?どうなるのかな。どうするんだろう。
と。
毎日職場に行くたびに不安なことばかりを考えるようになって。
辛くなるんです。
でも。
こむすびたちにその話をしたら、
「ママがそばにいてくれたほうが良かったもん」
「貧乏でお金がなくても、思い出っていう宝物をたくさん持ってるよ?」
「ママが頑張って働いてくれても病気になったり早く居なくなっちゃったらどうしようって思うから。それは本当に考えただけで怖くなる」
って。
…今はそう言ってくれてるけど。
もう少ししたら変わるんじゃないかな、とか。
土曜日。
おむ爺は入院していた大学病院を退院し、
介護付老人ホームへ入所しました。

大学病院からはリハビリ病院を紹介されました。
が、
私は施設を探しました。
いろんな種類の、たくさん施設があるのに。
既往症で特定疾患、心不全、肺水腫持ちで
週三回の人工透析の父を受け入れてくれる施設は少なくて。
リハビリ病院に転院している期間に探したらいかがですか?と大学病院の相談室から言われて
リハビリ病院にも話を聞きに行ったのですが。
あぁこれは時間稼ぎに過ぎないなと。
主治医や相談室の方の言い方や、リハビリ病院の話を聞いていてなんとなく感じてしまい。
…だって、たとえ入院前程度の機能回復訓練をしたとしても。父が望むような今まで通りの生活を送ることは、あのバリアフリーではないアパートでは難しいのだもの。
だから、施設 にしたのだけど。
部屋に佇む、車椅子の父の背中に「じゃ帰るね」と言った帰り道。
本当にこれでいいのかな?って。
「デイサービスなんて。無理なんだよ!そんなことわかってる!」と声を荒らげ。
ウチから自転車で15分くらいの距離の場所なのに
「…遠いなぁ。今まではすぐそこだったのに」とつぶやく父。
私はどうしてあげることがいいのだろう?と。
でも思うように動かない身体に苛立つ父を見ていると、こうするより他ないんだよなと。
あえて明るく、また来るからね!と手を振ることしかできません。
…頑張って資格をとって。
父の施設の調理場で働けたら、安心するのかな?
せめて、父の施設の近くの職場でも探してちょくちょく顔を出してあげれば良いのかなとか。
考え中。
でも。
介護のことは、プロにお任せしたほうが。
きっと万事うまくいくんだと。
思います。
父の施設を決めたのは。
ウチから近いこと、自由度が高いこと、食事がおいしいこと…他にもあるのだけど。
入り口にツバメの巣があって(毎年来ていそうな感じの)ツバメの雛がかえって、ツバメの夫婦が子育てしていたから。

小さな生き物をも大切にしてくれるところなら
入居者にも優しくしてくれるんじゃないかなって。
ちぃ兄と毎朝、保育園へ行くときに自転車で何ヵ所もツバメの巣を見ながら行ったり。
(この曲好き)
『幸福の王子』の話も…悲しいけど好き(?)だし。
猫も好きだけど、鳥も好き。
特にツバメ。
好きなんです、私。
…ヤクルトファン、というわけではないのだけど(笑)
『死んでも会いに来て』
https://news.yahoo.co.jp/articles/2ec7c122cabe9ff5d281e800792cc9a1980643a5
父の退院手続きの待ち時間に、このマンガを読んで。
涙が出てしまいました。
ちゃあくんのこと。
むぅちゃんのこと。
母のこと。
「愛していたよ…」
私なりに。
私の精一杯で。
子どもたちにも。
父にも。
私なりに。
私の精一杯、全身全霊尽くして
愛を伝えたとして。
いつか、こんなふうに思ってくれたなら
幸せだなって。
伝わるのかはわからないけど。
だけど。
この夏休み。
おむ母初の『働く夏休み』なのだけど。
おむ爺がいる施設に、
こむすびたちは『ボランティア体験』しに行くって言ってくれた。
(市の社協の事業で、対象施設になっていた)
おむ爺も孫が来てくれたら安心するだろうし、
きっと嬉しいだろうな。
私も
私ひとりでこむすびたちやおむ爺のことをお世話しているんじゃなくて。
おむ爺やこむすびたちに支えられているから
頑張っていられるんだと思う…
もちろんねこたちの支えもあって、ね。
…この前、ココに住んで初めて『G』が現れました。
殺虫剤使えないし、ホイホイなら安全なのかな、どうしようと思っていたら。
翌日、五体満足のままで瀕死のその『G』が。
(台所洗剤でトドメをさして、トイレットペーパーでつまんでトイレに流しました)
生かさず、殺さず、食べもせず
バラバラにもしないで弱らせてくれたこのふたりに

敢闘賞のチュールを!!
え?てんてん??

「なごにゃんポーズ、これで合ってる?」
…全く我関せず。
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