感情と行動の剥離。又は乖離。

2024年1月27日(土) 339 / 9

《閲覧注意》
哀しみ、辛さ…を抑えきれず、心情そのままを書き綴ってます。
私の感情に引き連られるかも知れません。
それでも…と思われる方のみお進み下さい。

くーちゃん、昨日お昼に見送りました。

朝起きた時、外吹雪いてて。
私の感情のままだなぁなんて見てました。

硬直が全然解けなくて、時間が経つ程に硬くなるだけ
何でだろうって考えたりして。
アメの時は、次の日には柔らかさが戻ってきてたと思うのに、くーちゃんは１日過ぎてもまだ硬くなってく。

一昨日の朝には根元から動かせた尻尾も、昼過ぎには硬くなってきてた。
まだ柔らかかったルーズスキンも、変な風にグニグニで
冷たくて硬くて、それこそ剥製を触ってるみたいな。

寒い季節だから？
室温も関係あるのかな？

くーちゃんが死んでるって事が、もう魂が体には無いって事が信じられなくて。
でも片方では、腐るとダメだからって体の下に保冷剤入れたり、亡骸に添える花を買いに行ったり、火葬してもらう電話したり行動してる自分。
変なの…

硬直が解けないのが寒いからなら、お風呂に入れてあげたら軟らかくなるかな？
くーちゃん、お風呂好きじゃなかったけど、カチコチの体のままじゃ動けないじゃんね？
でも硬直解けたら内臓が自己融解を始めるんだって娘が言うから、それだとくーちゃん戻ってきても生きられないから、無理に硬直解かない方がいいのかも。
戻ろうとしてるけど戻れないから、腐らせない為に硬くしてるのかな？

とかとか…
ずっと変な事ばかり考えてました。

昨日の朝も、くーちゃん抱っこして
早く戻って来ないと、体無くなっちゃうよ～
って声かけるんだけど、返事はないままで。
体も硬くて冷たいままで。

悲しくて寂しくて辛いのに
くーちゃんの尻尾の先とオマタの白混じりの毛を少しカット。
髭も１本だけ、抜くのは痛いだろうから根本近くからカットして。
爪も伸びてたから、最後だね～って爪切りして、旅立つ準備を進める自分。
タオルに挟んでた保冷剤を取って、くーちゃんを寝かせて、花と、くーちゃんの好きだったレタスとちゅーるを添えて。
玄関前や道路の雪かきして、葬儀社の車を迎える準備も進める自分…

何て言うのか、お互いを認識してる多重人格ぽい感じ。

火葬のお値段が、５kgまでと５kgからで変わるそうで、多分６kgくらいと伝えたのですが、箱に寝かせる前に体重測ってみたら5.9kgでした。

今回も移動火葬車の、個別火葬プレミアムプランを頼みました。
家の前で火葬してくれます。
立会い、拾骨ができ、返骨してもらえるプランです。

時間が迫ってくると、燃やしたくないという気持ちが更に強くなります。
キャンセルしたくて、でもこのままにも出来なくて、葛藤してました。
自分の気持ちに踏ん切りがつくまで、冷凍室に入れておくか？とも思ったりしました。
でも寒い時期に冷凍室で、更に寒い思いさせてどーすんのって。
冷静になると、そういう事じゃないだろって話なんですけどね…

葬儀社の人は女性の方でした。
アメの時も移動火葬車を頼んだんですが、その時の会社とは違ったみたい。
アメの時は福井の会社だったと思うけど、今回の方は金沢から来てくれました。
地震や雪で大変な時期に、金沢から来てもらった事に、凄く申し訳ない気持ちに…
サイトを見た時に会社の住所も出てて、うちから近くの所だったと思ったのに？？？

葬儀社の方、くーちゃんの事イケメンて褒めてくれて。
尻尾で感情を伝えてくる話をしたら、賢い子だったんですねって。
立会いの時には晴れ間が。
火葬してる間、雨が降ってました。
でもまた、拾骨の時には晴れて。

人間の時でも猫の時でも、炉に入れる瞬間が一番辛いです。
あそこに入ってしまったら、もうほんとに体が無くなってしまう。
もう戻ってこれなくなってしまう。
そんな感情が強くて…
葬儀社の方が、炉に入れて扉？を閉めロックをした瞬間に、繋がっていた糸がプツッと切れる感じがして。

拾骨をして、骨壺に収まったくーちゃん。
小さくなっちゃって…
でも、アメより一回り大きい骨壺です(苦笑)

くーちゃんの体の消失と共に、襲ってくるのは喪失感。
あれー？いないじゃん
いつもならこんな時跳んでくるのに。
なんでどこにもいないんだ？
って。

亡くなった日と翌日と、夜に、いつものくーちゃんの鳴き声が聞こえた気がしました。
亡くなった日は、私が寝る時。
ぷちとトゥトゥが布団に入ってきて寝位置を定めてる時に、台所の方で鳴いてるような、少し遠目に聞こえて。

翌日は兄の晩御飯のあと、台所でよもぎ達が膝に乗り、撫でてたら部屋の方から。

台所のソファ横に出してある猫ベッド。
本来はちゃぷの為に出したんですが、みんなが入れ替わり立ち替わりベッドで寝てました。
見ると必ず誰かが寝てるって感じで。
勿論くーちゃんも。
そのベッドが、くーちゃんが亡くなったあとから、誰も寝なくなって。

ベッドは空いてるのに、その隣に畳んだまま置いてある毛布で寝るんです。

くーちゃんが寝てるのかな？
ちゃぷ、またくーちゃんにベッド取られちゃったのか～
くーちゃん…いてくれてるんだね。
そう思って。

昨日のお昼、火葬が済んだあと。
ちょび太がベッドで寝てました。
夕方からはちゃぷが寝てました。

くーちゃん、自分が死んじゃった事分かって、行っちゃったのかなぁ～って。
分かんないけど。
起きてベッドから出ただけかも知れんし、寝場所変えただけかも。
朝あれだけ吹雪いてたのに、お昼には日が射してたから、私のベッドで日向ぼっこしてたんかも。
だってまたベッド空いてるのに、誰も寝ないから。

何もしたくないのに、ご飯は作らなきゃいけなくて。
おかずの下拵えしながら、またふと足元に目をやっちゃったり。

火葬した
拾骨した
目の前に骨壺
だけど夢だったんじゃないかな
死んだなんて嘘
台所に入る時、きっとまたドアの前で隙を伺ってるはず
パウチを開ければ、いつの間にか足元にいるはず
でもいないんです

今日は仕事でした。
休む訳にもいかないから、準備していきました。
店についてからも、気を抜くと泣きそうになります。
お客さんが来たらスイッチが切り替わって、いつも通りに接客します。
その分、勤務が終わってからの反動が凄かったです。
帰り道で既に涙が溢れそう。
でも事故るとあかんから、こらえて帰りました。

くーちゃんがいない事を実感してる自分と、信じられずにいる自分。
心が真っ二つです。

何となく思い返すと、帰宅後駐車場の雪かきをしてた時、部屋の掃き出し窓の所でガタガタンッて音がしたなって。
その音は、そこの障子をにゃんこが駆け上がって登る音。
走ってきて、勢いをつけて登るから、凄い音するんですよね。
私が帰って来て、外で何かしてるのが分かって、覗きに登ったのか？って窓の方を見たけど、誰もおらんかった。

登ったのがよもぎやトゥトゥなら、掃き出し窓を登りきったあとすぐに、縁側の方の雪見障子の上に移るから、よもぎか誰かだったのか。
そう思った時、もしかしたら、ベッドで寝てたくーちゃんにその時何かが起こって、それにビックリした子が障子を登って離れたのかなって。

もしそうなら…
やっぱり雪かきなんてせずに、すぐ家に入れば良かった。
せめてその時、窓から家の中を覗いてたら。

為すすべなく、息絶える姿を見てるだけしか出来ないのも、知らないうちに死んでしまった姿を見つけるのも、どちらも辛いと思います。
ただただ、ひとりで逝かせてしまった事だけが、悔しくて悲しくて申し訳なくて。

帰宅後、みんなが無事でいるかの確認が、暫くは日課になりそうです…

★連日のように、こんな日記ばかりですみません。
皆様の哀しみを思い出させてしまってる事も、大変申し訳なく思います。
心情を吐露する場所も相手も他になく、かといって自分の中だけでは消化出来ず、その時の感情そのままに書き連ねています。

文章もおかしな所があると思います。

それでも、哀しみや辛さを、後悔を分かちあって下さる皆様に、改めて感謝申し上げます。

…時同じくして、同じように突然逝ってしまった、同じ黒猫の長にゃんさんに、哀悼の意を捧げます。…

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