数日前からサクが急にゴハンを食べなくなりました。

それまでも好き嫌いがハッキリしていて、他の子よりゴハンには少し困る子でしたが、ほぼ全くと言っていいほど食べなくなったのです。
多少気に入らなくても食べてたのに、この数日はちゅーるしか食べません。
活気や表情の変化もなく、明らかに様子がおかしいのです。
抗うつ剤を減量した以外、生活に変わったことはありません。
そのため今日のボス受診に同行させました。
まずは体重→3.4kg、2週間で100gのマイナス。
体の小さいボスよりも少ない。
口の中→キレイ、食べなくなるような所見なし。
先生から血液検査しましょうと言われ、出てきた結果は、
BUN→60台(通常30以下)
クレアチニン→6台(通常3以下)
こちらからいろいろ質問してわかったこと。
・今の数値的にはサクの腎臓の機能としては10%以下、慢性の腎不全と言えステージは4。
・セミントラやラプロスなどの薬は今のサクには適用ではない(残された腎臓に負荷をかけすぎてしまい、一時的に良くなっても余命を縮める)
・治療して食べられるようになったとして、その後はその子次第。年単位で長生きする子もいれば、数ヶ月で亡くなる子もいる。
入院して治療するか、点滴しながら通院するかの選択→自宅点滴しながら通院することを選ぶ。
入院、通院どちらも治療の目的は食欲を出させること。
食欲増進に効果的な水薬を勧められるけど、口で泡をブクブクさせてしまうケースが多いと聞く。
サクは絶対にブクブクさせるから、まずこの一週間は水薬は止めて、胃腸を動かして食欲増進に繋げるというサプリ(カプセル)を試すことにする。
それとリン吸着剤に似たような効能の薬も追加。
もともと飲んでいた抗うつ剤は急に止めることはできないので、一緒に飲んでも可とのこと。
引っ越してくる前から腎臓のことは指摘されていたので、仕方ないという思いもあるのが本音。
それでも予後について聞いていると、食に執着のないサクだから、食べずに衰弱していくことを想像して涙が出てくる。
でも泣いていてもそれこそ仕方ない。
今日から何年ぶりかの投薬と自宅点滴を頑張ることとする。
今夜はサクが食べそうなペースト状のフードを買って食べさせる。
同じような形状でも、サクはちゅーるしか食べない。
こういうところは頑固なくらいハッキリしているのだ、サクは。
嫌なものは「死んでも食べない」、嫌がるときはいつもそんな感じ。
仕方なく食べても、そんなだから数口で止めてしまう。
無理に食べさせたら吐くだろうな。
だからもともと体重も少なく、弱ってきたときの余力がないし、つかない。
それでも嫌なものは嫌、食べない。

食べたいものだけ食べるというのが、サクの望む生き方なのかもなんて、一瞬考える。
でも猫友さんから「大丈夫」「一過性のものかも」と言われ考えを改める。
ワタシは前向きになったのに…。
やっぱりサクは晩ゴハンではちゅーるしか食べなかった…おいおい、これからそれだけを食べて生きてく気なのかよと思う。
一応総合栄養食のちゅーるを買ってきてよかった。
たとえ気休めでも。
最近のコメント