「退院できるかもなんで来てください」
仕事が終わった夕方に、娘も合流して久しぶりの再会。
「コウメ、がんばってるか?」

お喜びのコウメさん。
初日に駆け込んだ時より、ちゃんと両足で立って、カリカリも食べたそうです。

コウメ「なでろ、もっとなでろにゃる」
よしよし、えらいえらい。

コウメ「わし、もう帰りたい」
もうちょい待ってな。このあとに先生とのドキドキ説明あるから。
かかさん、あれ本当にあかんねん。
胸がはりさけそうで、ほんまにあかん。
怖くて怖くて仕方ない。
先生の説明。
「腫瘍や、その他の異常は今のところは見当たりませんが、油断はできないです」
一番の問題が、カリウム数値がすぐに落ちてしまうこと。
これは異常だそうで、その原因が不明だそうです。
「なんとか家庭内の投薬で維持できるように持っていきたいですが、すぐに数値が落ちます」
今は、通常の二倍でなんとか元気になっている状態です。
薬を弱めると、ガクンと下がってしまうそうで、その原因を先生は警戒しています。
「本来なら4ないとダメな数値が、いまは強めに入れて3.1の状態です。このまま一度帰宅して、通院でカリウム投与にするか、このままに入院を継続するか」
現在はメロの調子も気がかりです。
本当は、今日はメロを病院に連れていく予定でした。
ですが時間の関係で、明日となっています。
トイレをチッチもウンチも、ほぼ出していないために、明日は必ず連れていきます。
そしてコウメです。このままだと、また一日で原因不明でカリウムが下がってしまう。
この病院は検査にとても力の入れている病院です。それで不明とは……。
「ともかく目標は、薬で維持できる事です」
私「退院したら、療養食になりますか」
「この子はなります」
それでも元気に、また走り回ってくれたらいいよ。
ともかく入院は継続して貰うことになりました。

「がんばりや、また迎えに来るからな」
そして帰宅。頭痛が止まらない私。
そして、メロ、マロコともにチッチもウンチもしない。
とりあえず、私は寝ます。倒れそうなんで、ちょっと心が限界です。
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