去年の6月19日、6番目のうちの子シイが旅立ちました。

4年と少しの家猫生活でした。
死にかけてたところを保護し、その段階でエイズ白血病キャリア。
しばらくして発症、そこから3年くらい頑張ったかな。

新しいシイ部屋に引っ越してきた頃。
ゴハン食べなくなって、下血するようになって、それでも最期までトイレに向かういい子てした。
体が大変で、でもおとさんの胸の上でウトウトする甘えたくんでした。
シイがいなくなって寂しくて、たった2ヶ月でボスを迎えました。
ボスもエイズキャリアで、既に腎臓に腫瘍があるようで、なぜかそんなところもシイと同じです。
でもシイとボスはタイプが全然違ってて、シイは本当にいい子だったんだなぁと思います。
手がかからないという意味で。
(ボスはボスでとてもかわいいんですよ)
何というか…自分は保護された身、立場を弁えてるという感じの子でした。
うちの子みんな、「最初からオレ・アタチここの子だから!」ってタイプばっかりなので。
シイとの一番の思い出は、何てことはない穏やかな日常です。

悲しい出会い方だったから、そこから病気なりに体調が落ち着いて、毎日ちゃんとゴハン食べて、寄り添ってひとときを過ごし、一緒に寝る。
インパクト大のトピックスより、静かに過ぎた日々が何より強烈に思い出されます。

でもジャンプしないシイが、うちに来て初めてクローゼットの上段に跳び乗ったときは嬉しかったなぁ。
病気のせいで猫が当たり前に跳べる高さのジャンプができないと思ってたから。
頑張ったよね、シイシイ。
でもまだ泣けてくる(しかも号泣レペル)…思い出にはなってないんだなと思う。


    










          


        
        

        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        
        

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