師匠:いい天気だねー コタちゃマン♪
少し風を通さないとネ
窓あけてあげるネ♪
コタロウ:いい風デスにゃ♪
師匠:いい風かなあ…
けっこう生ぬるいヨ…
コタロウ:シャラップですニャ…
縄張りはいつも閉めっぱなしで空気が悪いのデスにゃ!
師匠:…悪かったよ~
留守のときはエアコンかけないと暑くなっちゃうからさー
コタロウ:!!!
師匠!
おだまりデスにゃ!!!!
師匠:?
コタロウ:ぐるる~!
師匠:コタちゃん?
コタロウ:ま~~~~~ん…
師匠:コタちゃん?
どうした?
コタロウ:うるシャーにゃ…
おだまりニャ!
コタロウ:ぐるる~!
師匠:あ、外ネコちゃんか…
コタちゃマン…仲良くしないとダメですヨ
コタロウ:ま~~~~~~~~ん…
師匠:ケンカするコは ばかねこちゃんですヨ…
コタロウ:ぐるる~! ま~~~~~~~~ん…
んぎゃ!!!
師匠:げ!
脱衣所の窓に移動した!
コタロウ:ぐるる~! ま~~~~~~~~ん…
フ~~~…
師匠:網戸に鼻くっつけてケンカしてるヨ~
引き離さないと…
コタロウ:ぐるる~! ま~~~~~~~~ん…ま~~~~~~~~ん ま~~~~~~~~ん
フ~~~…
師匠:コタちゃん
ダメだよ
大声出すとご近所にも迷惑だし…
上に行こうネ
コタロウ:ぐるる~! ま~~~~~~~~ん…ま~~~~~~~~ん ま~~~~~~~~ん
フ~~~…
師匠:コタちゃん、こっちおいでってば…
コタロウ:フ~~~!ジャマするな!!!!!
ガブ!!!!
師匠:え?
い、痛っ…
痛い…
コタちゃん、痛い!
離して
痛いよ!
本気噛みされた…
いったぃ…
意識飛びそう…
とにかく 窓閉めよう…
げ、血が出てる
と、とりあえず消毒…
階段上がれるかな…
頭クラクラする…
とりあえずアルコール消毒して…
えっと、
噛み痕5か所
うわ、1個深い…
ちょっと膿んでるし…
これ、病院いかないとヤバいやつだ…
運転キツイなー…
でもすぐ行かないと…
えっとコタちゃんは…
あ、一緒に上がってきてる
なんか、怖がってるかな…近づいてこないや…
えっと、バッグ…
着替え…
うわー クラクラする…
コタちゃん、出かけてくるヨ
コタロウ:…
師匠:コタちゃん 噛んだの痛いから病院行くんだヨ…
反省してくださいネ…
コタロウ:…(無視)
-診察室-
師匠:ネコに噛まれまして…
先生:あ、これネ
間違いなく腫れると思ってくださいネ
破傷風の注射も打っておきましょう
あ、ギリギリ予防接種している年齢だと思いますけど、30年で効果は切れるんです
でも一度打ってれば死にはしないでしょう…
師匠:え?死???
ウチのコ 8年間外に出してないですけど…
破傷風の心配あります?

師匠:ただいま
コタちゃマン…
師匠痛かったよ…
コタちゃん 本気で噛むからびっくりしたヨ
でも噛まれたのが師匠でよかったヨ
他の人には絶対しちゃダメだヨ
コタロウ:…

※2025年6月7日の出来事です
コタちゃマンが外のコとよく交信をしているのはよく見かけますが…
今までも珍しいことではありませんでした
でも今回は少し違いました
ふだんは まんまん鳴き声をあげながら、外猫さんが居場所に合わせて あっちこっちの窓へもうダッシュで移動する 大声で鳴くけれど、ケンカ鳴きではないし、そんなに気になりませんでした
この日の鳴き声は、明らかにケンカしているときの声 唸り声も…
脱衣所の裏口の戸に移動してから 網戸に鼻をくっつけて あの声を出していたので、外のコとタッチしてしまうのが心配でした
最初から窓を閉めればよかったのですが、構造的に下に押して降ろす窓で、ギロチンみたいに首を挟んでしまうのが心配で、窓を閉める前にコタちゃマンを窓から引き離そうと、胴を片手で持って引っ張ったのです
コタちゃんの保護主様によると、猫のケンカ中には手を出すのはタブーなのだそうです
縄張りを守るために必死に去勢を張って、半分パニックしている場合もあるのだそうで…
ああいう怒り方をしているところを見るのはある意味初めてでした
きっとパニックしていたのでしょう
コタロウの本気噛み… 犬歯がしっかり、師匠の右手の甲に食い込み、しかもなかなか離してくれませんでした
痛かったのもそうですが、8年間、甘噛み以外に誰かを噛んだことなどないコだったので、それがなによりのショックでした
師匠は、完全に家ネコになったコタちゃマンを舐めていたということなのでしょう
そして、勉強不足でもあったのです
家ネコになっても 猫の本気はスゴイ
お医者様に絶対腫れると脅されたとおり、3日間くらいは右手が張れて、重い物を持ったり、水仕事をするのは困難だったので、家事はかなりさぼらせていただきました

抗生物質と痛み止め 胃薬 最初の一週間は消毒力の強い軟膏 を処方されました
気を使いながら、しっかり薬も使って過ごしたのもあって、5日目くらいには腫れもひき、猫に噛まれた割には軽傷だったのでは?と思います
コタちゃマンが8年前から家ネコで外に出ていないことも幸いしたのかと思います
会社には家族がワンコに噛まれた方がいらっしゃって、手を切開して治療…大変なことになったそうです
その方はおしゃっていました
「母には悪いけれど、噛まれたのが他人じゃなくて本当によかった」
会社でその話をしたときに出た別の話で、他人を噛んでケガを負わせた犬が保健所行きになったことがあったそうです
少なくても動物が他人にケガを負わせた場合は保健所に知らせなければならないようです
絶対に噛まないとか ひっかかない とか はないのだ ということを今一度肝に銘じなければ…
大事な家族とずっと幸せに暮らすために…
コタちゃマンは なぜか1週間くらいは親方べったりで師匠には近づいてきませんでした
師匠を噛んだことが関係あるのかないのかはわかりませんが…

師匠がよく、包帯を巻いた手を見せて、「コタちゃマンがカミカミしたから師匠はとっても痛かったんですヨ… 反省してくださいネ」
なんて言っていたから ウザがられたんでしょうか(´;ω;`)
今では 以前のとおり、枕元にやってきて ゴロゴロ一緒に寝てくれてます

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