初めて見る猫。しばし様子を見ていると、多少の威嚇はするものの大喧嘩をするわけでもなく、ボス格の猫にすり寄って甘えている様は親子を連想させる。
この頃は、体は裏隣の雄猫に似たベージュ色。尾は東隣のサバトラと同じでアライグマのような縞模様だった。
どこかで産み落とした子猫?痩せ気味なのが気にかかるけど。。。
それからおよそ一週間後の朝。少し話はそれるが、7日の朝方、庭を飛び回るベビー猫に混ざって、その半分くらいの大きさしかない小さな小さな隣の子猫が泣いていた。放っておかれないように垣根越しに隣の敷地に移動させるのが私のお勤め。
今日も、「あの子には会えなんだな~」と痩せっぽちの猫を思いながら布団に入るのが常だったが、その日は、少し違っていた。
晩にも同じような泣き声が聞こえ、心配になり様子を見に出た。その時、ふっと何やら足に触れるものを感じて視線を向けると、あの子が私の足に寄り掛かるようにしているのに気づいて抱き上げた。ほとんど重さを感じない。こんなにも瘦せられるものかと驚き愕然とした。
食物を受け付けず、力なく頭も自力で支えられない。チュールだけは受け付けてくれて、わずかな望みを描きこのまま死なないように祈りながら家に入れて大急ぎで風呂場を隔離部屋にして寝かした。
翌朝、行きつけの動物病院を受診。体重は1.8kgほど。猫風邪をひいているらしいが肝機能の数値と白血球の数値が少し高いこととノミがいることを説明された。ノミとりの処置と点滴をしてもらい、目薬をカバンに入れて帰宅した。
後日、寄生虫がいないことも判明。最近は、ご飯もおやつもしっかり食べて散歩する歩みもしっかりしてきた。
最近、ベージュ色が茶色に変わってきたね。あとは、飼い主の捜索と里親のお願いですかね。。。。


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