鞠緒さん

鞠緒

兵庫県 30代 女性 ブロック ミュート

猫飼い歴=年齢。 一度はその栄光の歴史が途絶えてしまうも、僅か4日で復興。 現在は1号(♂)と2号(♀)と3号(♂)と4号(♂)の4匹が在籍中。

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129日目「個性豊かな尾の持ち主達。」
2026年4月21日(火) 160 / 0

1号と2号と3号の尻尾は短い。
4号も大柄な体格の割りには短い方だが、極端に短い3匹と比べれば長いと言えるだろう。

「…何や?」

1号は本当に短い。
ピョコピョコと揺れ動く真っ直ぐな短尾は、ムッチリとした体型も相まって“トトロ”にソックリである。

「私は長いわよ!」

2号は掴みやすい長さのかぎ尻尾の持ち主だ。
1号と2号と並べば長く見えるし、4号と並べば短く見える。

「僕の尻尾が一番、カッコいいもん!」

3号は毛が長いので目立っていないが、だいぶ短い。
3匹を引き取る4日前に旅立った愛猫とよく似た巻きっぷりで、グルーミングをする姿は綿菓子を頬張る子供のようでとても可愛い。

「とぉー!?」

歴代の愛猫達も使っていた三階建ての大型サークル。
その二階から手を伸ばし、チョイチョイと何かに手を伸ばす3号。

「…。」

三階に寝転がっていた4号が、サークルの編み目から尻尾をダラリと垂らしているのだ。
立ち上がって必死に前足を振る3号に気付いていないのか、たまにユラユラと尻尾を揺らしている。

「隙あり!」

背伸びをした3号が4号の尻尾を引き寄せ、ガブリと咥える。
1号の躾の賜物で甘噛みをマスターしている3号だが、グイグイと引っ張るうちに生え替わりを終えた成長途中の永久歯が4号の尻尾に刺さったようだ。

「…痛い!」

一瞬の間の後、ガバリと起き上がった勢いで尻尾を引き戻す4号。
素早い動きで二階を見下ろし、ポカンとした表情で座り込む3号の頭を長い前足でポカンと叩いた。

「にーにがペチペチしたー!」

「ペチペチ、違う!一回しか叩いてないもん!」

ピョンピョコとサークルから飛び出す3号。
ドタバタとサークルを揺らしながら追い駆ける4号。

「…寝起きでも、ちゃんと何が起こったのか分かるんだね。」

のしかかるような羽交い締めでグルーミングを行う4号に苦手意識を持つ3号。
しかし、自分を含めた3匹には無いしなやかさを持つ4号の長い尻尾の事はじゃれ付きまくるくらい大好きな3号は、懲りもせずに背中を向けた4号の後ろでワッサワッサと短い尻尾を振り回しながら飛びかかる準備を整えていた。
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ミー太郎。 2026/04/22

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