鞠緒さん

鞠緒

兵庫県 30代 女性 ブロック ミュート

猫飼い歴=年齢。 一度はその栄光の歴史が途絶えてしまうも、僅か4日で復興。 現在は1号(♂)と2号(♀)と3号(♂)と4号(♂)の4匹が在籍中。

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303日目「僕のお気に入りの段ボール、知りませんか?」
2026年10月12日(月) 14 / 0

ソレは、早朝に発覚した。
人間が朝食を済ませ、猫達がサークルから解き放たれる時間の事。

「…んにゃあぁぁぁぁぁん!」

部屋の中に飛び込んだ瞬間、3号が大きな声で鳴き叫んだ。
散り散りになって散策を楽しんでいた1号と2号と4号がピタリと動きを止め、忙しない動きで耳の角度を変えている。

「んにーい、んにーい!」

キョロキョロと辺りを見回し、クンクンと床の匂いを確認する3号。
その様子を遠巻きに観察しながら、状況の認識に努める1号と2号と4号。

「何、どうしたの?」

毛糸を仕分けていた母も立ち上がり、ワタワタと動き回る3号を見下ろしていた。
私は耳を後ろに倒したまま不機嫌そうに眉間に皺を寄せる3号を抱き上げ、あやすように頭を撫でながら説明する。

「3号、あの段ボールを捨てる事は一週間前から決まっていたでしょう?」

段ボールが大好きな1号と3号と4号は、荷物が届く度に嬉しそうに探検を行っていた。
特に、数十分前にゴミ捨て場に持っていった大きな段ボールは3号がピョンピョコと出たり入ったりを繰り返すくらい気に入っていた遊び場だったのだ。

…その事を知っていたので処分の時期を少し延ばしていたのだが、流石にずっと置いておくのは衛生的な問題が生じる可能性があるので3号が眠っている間に片付けていたのである。

「何だか、可哀想ね…。」

「仕方が無いよ、コッチの洗濯籠で我慢してもらおう。」

何故か、不思議な事に我が家に大量にあった大小様々な洗濯籠を幾つか取り出し、余っていた座布団を詰め込む。
駄々を捏ねるように鳴き続ける3号を即席の猫ベッドに寝かせると、拗ねていた3号は籠の持ち手部分に爪を引っ掛けてパリパリと不満をアピールしていた。
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GX 2時間前

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