予想外の展開

2011年9月27日(火) 2011-09-27T22:17:10+09:00 366 / 0

トム子の里親希望者さんとこには先住猫がいる。先住とは言っても保護猫ちゃんでトム子の一ヶ月お兄ちゃん。回虫を駆除したばかりなんで、予めワクチン接種・寄生虫駆除をお願いしますとのこと。

さぁ、動物病院に出かけようと思った頃、姫ちゃん希望のメールが舞い込む。トム子以来、里親希望者が現れなかったんでトラ組は我家に残留かと半ば覚悟を決めていたんで嬉しかった。とにかく、詳しい話は帰ってきてからと返信。

で、動物病院。いやはや、何かの小動物(大方、猫だろう・・・)に噛まれて路上で保護されたキジバト、車に轢かれて死んだ母猫にすがっていた仔猫等、保護動物を連れてきている人が沢山いた。私が住んでいるのは仙台市隣の住宅団地。ご近所付合いの希薄なとこだが、まだまだ捨てたもんではないじゃないか。

トム子はおっとりで大人しいんで何の苦もなくワクチン接種・寄生虫検査を終えて帰宅。さて、先程のメールに返信をとメールチェック。すると、な、な、なぁ～んとぉ～、別の方から虎之介希望のメールが来ているではなぁ～いかい。これは完全に想定外。

三件の募集を出してはいたが、二件が決まったら残りの掲載を下ろそうと思っていた。ママちゃん猫が寂しがるだろうし、天真爛漫で鼻っ柱が強くジャジャ馬娘のママちゃん猫の体に刃物を・・・と避妊を先延ばしにしてきた我が家の責任も軽くないし、チビのうち一頭は我家で責任を持って面倒を見ようと思っていたのである。

三頭のうち、どこをどう見ても虎之介が残留だろうと家族で話していた。気性はとっても良い子なんだけど写真にはそれが写らないもんなぁ。頬に傷アリのアチラ系みたいで人相が悪い、いや猫相が悪い虎之介のことを先方は「一目惚れ」だと言うのである。

う～ん、悩んだ。・・・・(←この間、約三十分)

決めたぁ～っ！！！ 「一目惚れ」と言うのだし望まれて行くのだ。虎之介には婿に行って貰おう。里親さんの出現には大いに助けられた。ママちゃん猫の飼い主の責任として助けられっ放しでいいのか、俺。震災によるとは言え、元々は優柔不断で結論を先送りしてきたことがママちゃん猫の妊娠に結びついたわけで、それに頬っかむりしていいのか、俺。

突然、一匹になってしまうママちゃん猫には、新たなチビ猫を授けよう。妊娠によってではなく、保護猫を引き取って。幸い、母乳も未だ出るようだし「緊急」猫だぁ。