避妊手術

2012年1月30日(月) 2012-01-30T16:04:30+09:00 490 / 1

うちの「ちょこ」もとうとう盛りが来たようで・・・(^_^;)
最近、やけに喋るなぁ～と思っていたら、
暴れる×２(>_<)
ちょこは5月31日生まれなので、約7か月超。

で、「とうとうきたか・・・」と手術を決意。
先日、無事に掛かりつけの病院にて手術を終えました。

私（パパ）は、基本的には避妊手術に反対派なんです。

実は、ちょこと暮らす前に先代の「ユウ」を飼ってました。
こいつは17年生きてくれて、愛らしく私の子供のようでした。
そのユウも人間であたる思春期の時に物凄く暴れて手におえない状況になり、
手術をしました。
術前は、もう、ホントに何でも食べるヤンチャな子だったんですが、
手術後には「ちょっと食いしん坊」ぐらいにレベルダウンしました。(笑)
でも、人間でもネコでも、生まれてきた「証」ってものがあると思い、
その時に「ユウ、ごめんね。父さんの勝手で子供出来なくして・・・」と
語りかけました。

私自身、まだ子供が居ません。
現在、45歳なんです(^_^;)

「生き死に」は、人間もペットも関係なく、いつでも訪れるもので、準備も糞もないんですが、
自分が死んで、自分が生きた証拠になるのが「子供」だと思うんです。

ユウもちょこも、私にとっては掛け替えのない宝なのですが、
本人たちの「証」を奪って良いものか？・・・と。

私、昔は犬派でして、今まで沢山の犬を飼ってました。
秋田犬、雑種、土佐犬、ドーベルマンなどなど。

一番最後に飼ったドーベルマンの「ペル」は雌で、子供を産みました。
ペルは高齢出産で、しかも初産。
父親は逆に若い子だったんですがね。
で、生まれた子は5匹。未熟児でした。

3匹はすぐに死んでしまい、残り2匹になりました。

私が高校生の頃、ちょうど台風の時に生まれたので、
犬小屋からペルと子供たちを車庫まで非難させました。

1日目に1匹をペルが押しつぶして死んでしまい、残り1匹になりました。

最後の1匹も、2日目に死んでしまいました。

当時は衰弱だろうと思っていましたが・・・
あとから調べて分かったのですが、原因は、衰弱と「フン詰まり」でした。
生まれたばかりの子は、自分でウンチが出来ない為、母親がお尻を舐めて、
排便を促すと聞きます。

ペルにしてみれば初産で、どう接して良いのか分からなかったと思います。
他の4匹の子たちは埋葬しましたが、最後の1匹を埋葬しようとしたら、
あまりにもペルが鳴くものですから、一晩だけ一緒にしました。

翌日、車庫に行ってみると、子供は居らず、わずかな血痕がありました。

ペルが食べたのです。

衝撃を受けました。
でも、ペルにしてみれば、可愛く、愛しく、掛け替えのないわが子。
しかし、応えてくれない我が子を、どうしようもない気持ちで食べたのだと思います。

長々となりましたが、そんな経験がありまして、今もちょこに「ごめんね」と
語りかけてます。