順調にすくすくと元気いっぱいに暮らしていました。
でも、様子がおかしいと最初に思ったのは、
2010年7月
なんか、吐き方は異常な気がして。
ご飯の量も減って。
おトイレの粗相もあって。
うちから徒歩3分くらいのとこの、いつもワクチンしてた獣医さんへ。
でも、この獣医さんは、いつも
「マリちゃんがイヤがるから」と一度も検査はされず、
「ストレスでしょう」
「飼い主さんに何か不満があるのでしょう」
とのこと。
マリちゃんの不満を分かってあげられてない自分が申し訳なくて。
でも、当時は祖母の容態も悪く、休みのたびに祖母のところへ行っていて
マリちゃんと十分な時間がとれてなくて・・・
それが原因なのかも・・・とも思いました。

2010年12月
ワクチン接種のため、病院へ。
これまで増え続けてきていた体重が1kgダウンしてました。
でも、獣医さんも特に何もおっしゃらなくて。
ただ、私の周囲は
「そんなに痩せるの、おかしいよ。他の病院行ったら?」
「うちの子も、そんなで病院行ったらガンだったよ」
などと、言ってくれていました。
心配しつつ、でも、心の中に
「悪い病気なんかじゃない」と信じたい自分がいて。
何より、当時は祖母の容態が悪くて、クタクタで。
2011年3月26日
祖母が亡くなり、お葬儀を終え、一段落。
2011年4月6日
マリちゃん、いつもの獣医さんではなく、
車で3分くらいのところを受診。
「急性骨髄性白血病の疑い」
余命1週間くらいかも・・・と言われて、
どうしようもなく、涙があふれ、仕事も休み・・・
2011年4月9日
マリちゃんが吐き始めて、もう一度受診。
そこの獣医さんは
「この子は病院に来ることがストレスなんです。
病院に連れて来ずに、おうちにいさせてあげてください。
うちに来ても治療はありません。
検査をしたところで、治療がないのですから、検査も不要です」
とのこと。
ただ泣いて過ごす数日間。

2011年4月12日
「このままはイヤ」と思って、ネットで調べまくり。
やっと出会った病院。
電話をかけただけで、泣いている私に
電話の向こうから寄り添ってくれました。
頭の中で、
「この子は病院に来ることがストレスなんです。
病院に連れて来ずに、おうちにいさせてあげてください。
うちに来ても治療はありません。
検査をしたところで、治療がないのですから、検査も不要です」
という言葉が何度もよぎり、
「連れていっていいんですか?
前の獣医さんが、こう言ったんです。」と説明しました。
でも、
「連れていらしてください」と言ってくれました。
そして、でっかいのに、震えて威嚇するマリちゃんに対し、
先生もスタッフのみなさんも優しく
「マリちゃーーん、マリちゃんーーん」と呼んでくれました。
みんながマリちゃんのことを大事に思ってくれている・・・
瞬時に分かりました。
ずっと仕事を休んでいるという話をしたら、
院長先生が「お母さんは普通の生活をしてください。
大丈夫ですから、お仕事に行かれてください」って。
どれだけ安心したことでしょう。
のちに知ったのですが、
本当は採血の結果を見て、病院の中の4人の獣医さんが
「なんじゃこりゃーー」っと驚愕していたんだそうです。
でも、不安でいっぱいの私にそんな顔は全く見せずに
優しく「大丈夫」って言ってくれていたんです。

どうぶつ病院の皆さんの愛情や配慮で
私とマリちゃんは大事な大事な時間を
楽しく過ごすことが出来るようになりました。



















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