出てくると、
風呂の扉の正面に置いてある洗濯機の上で、
ずっとレプンが待っていて、
私の姿が見えるや
「にゃわん!」と鳴いた。
待っててくれるのはよくあること。
けど、
それって実はものすごく貴重な体験なんだろうなぁと、
そのときふと思った。

↑我が家の自慢の「むすめ」です
私は、
つまらないことで腹を立て、
誰かに嫉妬したり、諍いを起こしたり、
時に嘘をつき、見栄を張り、
ときどき大きな間違いをする馬鹿な人間だ。
けど、君は
こんな私に心を許してくれるらしい。
こんな私を好きでいてくれるらしい。
言葉ではなく、種族でもなく、
はたまた「お腹が空いた!」でもなく、
それはハートの問題のようだ。
こんな私にも、
私には知れない、
いい所があるのかもしれない。
猫と出会えてよかった。
私は、私を少し許せるから。



















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