寒くなると…

2014年10月16日(木) 285 / 0

夏の間、一緒に寝ようといくら誘っても、クーラー嫌いの寒がり嵐は、一切近寄ってきませんでした。
このまま、母離れしてしまうのかと寂しく感じていましたが、気温が下がれば、気も変わる…、寂しさなんて感じる必要ナッシングでした。
夜、知らん顔してベッドにはいると、階段を上る鈴の音が。
そして、忍び寄る気配もなくドキッとする音が。
『バリバリバリバリ。』新しく買ったばかりのマットレスに、爪を研ぐ音が静寂の中に鳴り響く！
ここでかまってしまうと、嵐に頸動脈の上に乗られてギブしたり、足の爪先の上で寝られて、翌朝しびれてもがき苦しむか、ベッドの３分の２占拠する伸び伸び寝をされて、縮こまって寝て、翌朝関節固まって動かす度に悲鳴を上げる羽目になるかなのは、よくわかっているので、諌めたいけどスルー。
しかし、嵐は上手だ。
『ウニャン。キャン。ウニャン。キャン。』
甘え声攻撃。それでも久しぶりに安眠を求める私は、心を鬼にして寝たふり。
『フッ、おかしゃんが寝てないことは僕はわかっている。』
と言わんばかりに、次の攻撃。
『ニャーン。』と、共に前足で髪の毛にチョッカイを出してくる。
それでも寝たふりするか悩んでいたら、不意にトイレにいきたくなり、起き上がりトイレへ。
このあとどう攻撃をかわすか悩みながらトイレを済まし、ベッドに戻ると、すでに人の枕と布団使って寝てる嵐。
諦めてベッドに入ると、もそっと動いて6キロの体で顔の上に目一杯乗りおねむモード。
苦しいとタップするも、寝たふり返し。
顔見えなかったけど、してやった顔してる気がしてならなかったです。
本日も負けました。あー首がいたい！

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