嵐の天敵 - aramamaさんの猫日記

嵐の天敵

2014年12月18日(木) 386 / 2

闘う猫こと、嵐。
敵とみなせば相容れません。

私と二人暮らしだった頃、可愛がってくれるババが大好きだった嵐。
ババが来ると足音で察知し、ドア前待機。
開けた瞬間に甘え声で鳴く。
『キャオー』

なのに、今は日に日にババ嫌いが進む。
そして負けず嫌いなババも応戦。
『嵐のデブ』『間抜け猫』『アホ猫』など、低レベルの言葉で罵る。

なぜ嵐はババが嫌いになったのか？
今日の嵐の行動でわかった。

ババは私に文句ばかり浴びせる。
大きな声で怒鳴る。
１０回に１回くらいは私もキレる。
今日、その１回が回ってきたのですが、私が大きな声を出した瞬間、嵐はババの足に噛みついた。
ババは大騒ぎ。噛まれたところをみると、ズボンが分厚かったため、傷は極めて浅い。
ただ、ババの怒りはMAX。
叱らないわけにはいかず、嵐の方を向くと嵐はまだババを睨み付けている。
私が『嵐』と呼んだら、お腹を出して、『キャアア』と甘え始めた。

そうか…。
嵐の前で大声を出したことのなかった私が、ババと暮らしはじめて大きな声を出すようになり、ババはおかしゃんに怒鳴ってばかりだから、ババはおかしゃんに意地悪しているように思えたんだろう。
だから、おかしゃんの敵だからババに好戦的になってたんだ。
おかしゃんが怒ってたから、今日はやっつけてやろうと、噛んだんだ。
敵をやっつけたから、誉めてってお腹だしたんだ。

嵐よ。君は私の最高のナイトだよ。
でも、ババを病院につれていくという用事が増えてしまったよ。
しかもババの『負けられません、勝つまでは』の精神に火をつけちまったよ。
ほら、さっそく当たらなかったけど、靴脱ぐときに嵐めがけて飛ばされたじゃん。
守ってもらっといて申し訳ないのだが、おかしゃんはババから嵐を守れません。
こ、怖いから。
ごめんね、嵐。
善戦と無事を遠巻きに祈る。

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