これは、大の猫嫌いだった中年オヤジのゲンさんがひょんな事から二匹の猫を世話することになり、しだいに猫好きへと変貌していく様を書いた実話だよ。

さて、このゲンさんいつ頃から猫嫌いになったかは定かでないけど物心付いたときにはすでに猫嫌いになってたようだね。
ネズミ年生まれってのも関係してるのかな。
ゲンさんはお客さん相手にお店をしているから、尋ねてくる人に喜ばれるように店先には季節ごとにプランターにお花を植えてるんだ。でもね、お花を植え替え、土がふかふかになった時に限って野良猫が来るんだよ。それも夜中に。
朝、ゲンさんがお店に行くと見事に野良猫の置き土産があるんだ。
だからゲンさんもいい加減頭にきて、今度してたらただじゃ済まさんぞって息巻いていたんだね。
その上、家に帰ると車の上に野良猫が鎮座されていて、お前は誰だって目付きで見るんだよ。悪いことに野良猫は挨拶もせずに逃げていくもんだからますますもって関係が悪化するんだよね。こんな状況ではゲンさんが猫を好きになれるわけないもんね。
そんなある日、高校が夏休みになった七月下旬、こんなゲンさんの前に一匹の野良猫が現れたんだ。そう、後のチップ君さ。
そんなチップ君の登場はまた次回。
お楽しみに。
※僕たちの近況

昨日は夜中に雪が降ったみたいだね。
朝起きたら車の屋根が白くなってたよ。
さすがに道路には積もってなかったけどね。
皆のところはどうだったかな。
今日は一日寒いんだろうね。
byホワイト



















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