これは、大の猫嫌いだった中年オヤジのゲンさんがひょんな事から二匹の猫を世話することになり、しだいに猫好きへと変貌していく様を書いた実話だよ。
さて、この謎の野良猫の無警戒さといえばひどいもんさ。
次の日も店先に来てこてっと横になってるんだ。寝ている横を人が通ろうが自転車が通ろうがビクともしないんだ。
本当に死んでいるのじゃないかと心配になるくらいだよ。
だって、店のまん前に猫が死んでいたら気持ち悪いでしょう。それに誰が処理するんだい。でも大丈夫、時々向きを変えるんだ。
だから死んではいないはずなんだけど、やたらと気になる存在になりだしたよね。
この謎の野良猫があまりに無警戒に横たわっているものだから、通りすがりの優しい人は心配してね、座り込んで様子を伺ったり、死んでるんじゃないかと突いたりする人がいるんだね。
でもね、その度に逃げたりせずにスリスリすり寄って行くんだよ。だからってその人についていくわけでもないんだよ。
ゲンさんもこんな野良猫見たことないって呆れていたんだ。まあ人の良いと言うか、ノー天気と言うか。野良猫らしからぬ行動を見せるんだ。
こんな謎の野良猫の変わった行動がゲンさんだんだん気になり出すんだ。
それはまた次回。
お楽しみに。
※僕たちの近況
昨日は春の陽気でポカポカと気持ちよかったね。
僕たちもこうして日向ぼっこしてたよ。
byホワイト
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ぺったん
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