これは、大の猫嫌いだった中年オヤジのゲンさんがひょんな事から二匹の猫を世話することになり、しだいに猫好きへと変貌していく様を書いた実話だよ。

さて、その謎の野良猫。
毎日、午後定刻に出勤しては夕方何処かへ去っていく。
猫嫌いのゲンさんも連日猫のそんな様子を見ていると、出勤時間が遅い時は心配になりだしたんだ。
今日は遅いな。まだ来ないぞ。ってね。
何処かで餌を食べてるはずだし、トイレもしてるはずだよね。
でも、お店の前では何の悪さもしないし、変わった奴だなって。
だからって餌を与えたり撫でてやったりするわけじゃないんだけどね。
一歩ひいて見てるってとこかな。
まあ、猫の作戦勝ちかもしれないね。少しづつゲンさんの気持ちを掴み始めたんだね。
猫の方もゲンさん達に慣れてきたのか、最初は店の前の歩道の車道側に横たわっていたものが日に日にお店に近づいてきたんだ。そしてついに、出入り口の自動ドアも前に寝転ぶ様になったんだよね。
次第に大胆になっていく謎の野良猫についてはまた次回。
お楽しみに。
※僕たちの近況

これよりひどい格好で手足を投げ出して寝転がっていたチップ君。今はこんなに丸々としています。
byホワイト



















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