ノンノとアユの姿を見ながら。
また、
共に眠るレプンとノンノの姿を見ながら、
独りが多いウタリさんのことが、
少し気にかかる。
猫は、孤独な時間も愛するものだ。
だから、同じような傾向の私とも気が合う。
けれども、それは「選択」の自由があってのこと。
ウタリさんには、昨年まで、仲良しのピリカがいた。

↑あの頃
長ニャンのウタリさんは、基本は他猫に不干渉だ。
相手がつっかかって来ない限り、何とも思わない。
だから我が家には、保護猫が居候できる。
そんなウタリさんが唯一、心から受け入れた猫が、
ピリカだった。
もっともそれは、ウタリさんがというよりは、
ピリカの妙に強引に他猫に接しようとする性格に、
ウタリさんが根負けした・・・と言えなくもない。
最初の頃はいざこざもあったが、
いつの頃からか、ピリカが眠っている場所へ、
ウタリさんが寄っていくようになった。
逆に、ウタリさんの寝所にピリカが入っても、
けして彼を叩くようなことはしなかった。
そういうふたりは、本当にカワイイなぁと思う。
人間同士でも、同じようなことはあるもんだ。
いつかまた、
ピリカが帰ってきたら、
ウタリさんも猫に甘えることができる。
無限とも思えるような、
たくさんのパズルのピースの中で、
欠けた一つを探し出すのは、結構大変。
いつかまた、
そのうちきっと。
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