これは、大の猫嫌いだった中年オヤジのゲンさんがひょんな事から二匹の猫を世話することになり、しだいに猫好きへと変貌していく様を書いた実話だよ。

さて、こうしてやっと首輪だけは付けてもらえた謎の野良猫。
だからと言って安住の生活を手に入れたわけではないんだよね。
どうしてって、ゲンさん自身がまだ踏ん切りを付けれないでいるんだから。
そこくせ、いくら首輪を付けていても道路は車が多いし、また、ベトベトになって帰ってくるかもしれないし、コンビニに行けば嫌われるだろうしなんて、どうしたらいいか悩んでいたんだよ。
そんな時、ゲンさんに良いアイデアが閃いたんだ。
そうだ、車庫に繋いで犬みたいに〝番猫〟にしようって。
思い立ったら早いよ。そこでリードでは短いだろうと、ロープを買って来て車庫に繋いでみたんだ。
人の良いこの猫は嫌がりもせず大人しくつながれていたよ。
これなら安心ってゲンさん妙に悦に入っていたよ。
事故に合うこともなければよその家へ行って粗相することも無いもんね。
ところがこれがこの猫にまたまた悲劇をもたらす事になるんだ。
それはまた次回。
お楽しみに。
※僕たちの近況

どう思います、このゲンさんの行動。今まで番猫なんて見たことないよ。看板猫ならいるけどね。
ゲンさんの行動にちょっと首を傾げてみたくなります。
byホワイト



















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