これは、大の猫嫌いだった中年オヤジのゲンさんがひょんな事から二匹の猫を世話することになり、しだいに猫好きへと変貌していく様を書いた実話だよ。

さて、車庫に繋がれ、雨にも濡れない場所と一日二回の食事が確保された謎の野良猫。
安泰のはずだったんだ。
ところがこの事が悲劇を生むことになったんだ。
繋がれて数日もしない夜中。車庫でただならぬ猫の鳴き声が。
ゲンさん慌てて飛び出したよ。
そしたらまた、黒白の野良猫が謎の野良猫に夜襲を掛けたんだね。
気の弱い謎の野良猫は逃げようにも逃げられずに隅っこに後ずさりして追い詰められていたんだ。そこへゲンさん飛び出してきたもんだから何とか怪我せずに済んだけどあのままだとやられていただろうね。謎の野良猫、ブルブル震えてるんだ。
ゲンさんの良いと思ったアイデアが早くも崩れ去った瞬間だね。
この震えている猫をそのまましておけばまた襲撃を受けるかもしれないし、ゲンさんに新たな難問が出来たんだ。
どうしたらいいんだ。八方塞のゲンさん。
とりあえず、その日は仕方なく玄関入れて、繋いで夜を越したよ。
さあ、ゲンさんこの猫をどう対処するんだろうね。
それはまた次回。
お楽しみに。
※僕たちの近況

ちょっと気の弱いチップ君ですがお人よしで甘えん坊ですよ。
byホワイト



















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