これは、大の猫嫌いだった中年オヤジのゲンさんがひょんな事から二匹の猫を世話することになり、しだいに猫好きへと変貌していく様を書いた実話だよ。

さて、朝起きて大変なものを見つけたゲンさん。
ゲンさんちは休みの日は子供達はもちろん、お弁当を作らなくていいおかみさんも少しだけ朝寝坊するんだよね。
だからこの日はゲンさんが一番早起きだったんだ。
最近、年取ったのか早起きだなーってぼやいていたっけ。
そして、そのゲンさん大声で皆を起こしたよ。
「猫だ。子猫だ。真っ白の。」
みんな大慌てで起きてきて代わるがわる僕の事覗き見るんだ。
そして、
「可愛い。真っ白。ちっちゃい。」ってゲンさんと同じ事いってるんだよね。
僕も思いっきりみんなの前で甘えて鳴いてみせたよ。
「ミャーア。」
ゲンさんの足元で、顔を見上げて鳴いたよ。
「ミャーア。」
そしたらゲンさん全身の力が抜けたようにへなへなとしゃがみ込んでしまったよ。
僕の青い瞳に魅入られて。
さあ、ゲンさんこの後僕をどうするんだろうね、それはまた次回。
お楽しみに。
※僕たちの近況

2005年9月頃の写真だよ。
ねっ、まだ小さいでしょう。顔が幼いよね。
byホワイト



















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