嫁が山行中、トラブルによりカメラを破損し、
私が山に行くときに持っていくカメラがなくなりました(笑)
普段は一眼ですが、さすがにテント山行で
一眼を担ぐ気合いはなく、
手軽なコンデジを探していたところ、
かつての名機「LUMIX LX3」が、
格安で販売されていることに気づきました。
(中古実勢価格¥8000くらい)
(↓参考)
http://panasonic.jp/dc/p-db/DMC-LX3.html
LUMIXがライカレンズを採用していることは、
よく知られていますが、
その中でもf値2.0の「バリオ・ズミクロン」レンズを
採用した最初のLUMIXがこれです。
持ってみると、コンデジとは言え、重さをズッシリと感じます。
デフォルトでは、やや派手目の色彩で写るので、
50枚ほど撮影し、自分好みの色に調整。
LXシリーズは、ハイアマチュア向けのラインなので、
この「自分好みの設定」が、とてもやりやすい。
RGBのバランスまでいじれるという、私の一眼でも不可能な、
マニアック設定が可能です。
(微調整は不可、いじるとかなり変わります)

↑くしゃみウタリさん。明暗差があっても、意外と諧調が出る

↑車の下のノンノ。路面と猫の質感がしっかり描き分けられる。

↑コンデジならではのアングル。明るいレンズのおかげで手持ちでもブレない
f2.0でもしっかり解像しますが、
4.0以上で屋外であれば、かなりいい画質が得られます。
さすがに2008年生カメラなので、ダイナミックレンジは低く、
高感度も弱い。
またLUMIXお得意のiA機能も、現在のものに比べると、
イイカゲンです(笑)
それでも基の描写性能が優れているので、
自分好みのチューニングで、
欲しい絵を叩きだせるレスポンスの良さは、
なかなか楽しませてくれるものです。
さすが当時「奇跡の写り」と呼ばれたカメラです。
(素直な色を出す、という意味です)
なかなか気に入ってしまいました。
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