これは、大の猫嫌いだった中年オヤジのゲンさんがひょんな事から二匹の猫を世話することになり、しだいに猫好きへと変貌していく様を書いた実話だよ。

こうして居場所が決まった僕たち。
そしてゲンさんは僕たちのことを
「今日からは野良猫じゃないぞ。うちの猫だ。みんなと同じ家族だ。」って言ってくれたんだ。
僕たち嬉しかったよ。
僕は生まれてからやっと一人でお散歩出来るなったばかりで、ちょっと遠くに行ってしまったんだ。そして、お母さんのところに戻れなくなってたんだ。だからおなかも減っていたし、夜は恐くて寂しかったよ。でもこうしてゲンさんから家族と言われてね、とっても嬉しかったよ。
だから、思い切り甘えて足にスリスリしてあげたよ。
ゲンさんはまだ猫の扱いが十分分かっていみたいでちょっと引いてたけど。
そして、謎の野良猫さんも僕がまだ小さな子猫だから、自分の子供のように僕をいたわってくれたんだ。お父さんみたいにいつも一緒に居てくれるんだ。それも僕には嬉しかったし心強かったんだ。
こんなゲンさんだけどどうして僕をそんなに可愛がってくれるのだろう、それはまた次回。
お楽しみに。
※僕たちの近況

春になりました。とっても気持ちの良いお天気です。
byホワイト



















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