これは、大の猫嫌いだった中年オヤジのゲンさんがひょんな事から二匹の猫を世話することになり、しだいに猫好きへと変貌していく様を書いた実話だよ。

さて、こうして本格的な世話をするようになってゲンさんはつくづく思うことがあるんだよね。
それはね、何処からどう見ても野良猫してるチップ君と、こう言うのも何だけど誰が見ても可愛いと言ってくれる僕。性格も違って僕はまだ子猫でわんぱくいたずら好き。
一方のチップ君は本当に野良猫だったのかと思われるように人懐こく、甘えん坊で、お人好し。
ゲンさんはね、猫も人間と一緒で外見じゃないんだなって世話してみて感じていたんだ。
やっぱり性格が大事だよねって。何事も外見だけで判断していては見誤ると感じていたんだ。
本当に随分とゲンさんも変わったものだよね。あれほどまでに猫嫌いだったゲンさんなのに、それを見事に猫好きにさせたのはほかならぬチップ君の功績が大きいよね。だからこそ僕も可愛がってもらえるんだもん。
初めてチップ君を見かけてから二ヶ月過ぎた頃の事だよ。
チップ君に感謝。
こんな僕たちだけど、子猫時代は成長も早いんだよね。それについてはまた次回。
お楽しみに。
※僕たちの近況

こうして僕も無理やり乗せられたけど結局は座っただけでした。

これがゲンさん手作りの爪とぎ。
byホワイト



















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