これは、大の猫嫌いだった中年オヤジのゲンさんがひょんな事から二匹の猫を世話することになり、しだいに猫好きへと変貌していく様を書いた実話だよ。

この頃、あれ程頑なに猫を嫌っていたとは思えないくらいゲンさんは僕たちのお世話をしてくれたよ。
放ったらかしって事は絶対なかったもんね。
毎日トイレとテラスのお掃除。食器に水換えと帰って来たら必ず夜にしてくれるんだ。部屋に入れてあげれないから少しでも過ごしやすくなるようにってことかな。
こうして毎日接しているとゲンさんにも猫の生態が少しずつ分かり始めたらしいよ。意外と猫は賢いのかもって。
だって、ゲンさん僕たちに躾なんてした事なかったのに、僕たちはちゃんとトイレを使うでしょう。二匹で喧嘩したりもしないでしょう。ゲンさん達に噛み付いたりもしないし、犬の様に吠えたりもしないんだ。
だからこうして行くうちに少しずつだったけどゲンさんと僕たち猫との垣根が低くなっていったんだね。
ゲンさんにとって唯一つ不満なのは犬の様に呼んでも飛びついて来ないってことらしいんだけど。
徐々に距離が縮まるゲンさんと僕たち、さて次回は。
お楽しみに。
※僕たちの近況

休日はあれ程ぐったりしていた主ですが、嘘のように元気に仕事をしています。薬って凄いですよ。その分副作用ってものがあるのでしょうが。
byホワイト



















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