白猫ゾッチャ

群馬県 58歳 女性 ブロック ミュート

白とトラ、二人はニャアから生まれた兄妹(姉弟)です。虹の橋に行ってしまったニャアの後をついで、今日もゾッチャ家の平和を守ってくれてます。 2016年7月、大学構内に落ちていたチーが家族に加わりました...

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無責任な譲渡主と里親様への思い(長文)
2016年7月17日(日) 1207 / 10

猫を譲渡する側、迎える側、それぞれの思いがつづられている日記をこのところよく目にします。
この私もかつては子猫を譲渡した側です。
そもそもニャアが生んだ子を何とかしなくちゃ、誰かもらってくれないかな?ということがきっかけでネコジルシと出会ったのですから。
これは是非を問うものでもないし、ただうちの里親募集の時の事をありのままに書いたものです。
長くなりますのでお時間のある方はよかったらゆっくりしていってくださいね。

ニャアがある晩、庭にあらわれて、そのままいついてから約二か月後。
母屋の前のつる草の中で出産しました。
私たち家族は同居はしてはいませんでしたが義父母の家に住んでいて、仕事などの都合で毎日、義父母はやってきていました。
義父は大の猫嫌い。
嫁に来て驚いたこと。
庭を歩いている野良猫に、パチンコで玉を当てようとしたり、エアガンを打ちまくったり。
見ている限り、野良猫の糞が転がっているというような具体的な被害はなかった気がするのですが。
子供(孫)たちが「おじいちゃん、猫を撃っちゃだめだよ、可哀想だよ」と言っても、嫌いなものは嫌いで耳を傾けることはありませんでした。


そんな頑固じじぃがいるのですから、ニャアが生んだ子たちは、隠れてご飯をあげることはできてもずっとノラとして生きていくことになってしまいます。
離乳したら、ニャアは避妊手術してこのまま庭猫としていてもらって(私自身、猫が大好きなのに嫁に来てから約20年も猫禁生活をしていたので、ニャアだけはずっと庭にいてもらいたかった。)子猫たちは誰かにもらっていただいて、幸せになってもらいたいと思いました。
二か月の間に食べ物をもらったり、雷のひどい土砂降りの日に玄関内に入れたことがきっかけで、ニャアも家の中に入りたがるようになっていました。
でも義父に見つかると、「おいっ!!猫が家の中に入ったぞ!すぐ出せっ!!」
「そんな悪さするような猫はぶっ殺っちゃえっ!!」このセリフを聞いたときは本当に驚きました。
とにかく、庭にいる子猫が義父に見つからないように、ただそれだけを祈っていました。
子猫はおとなしく、ニャアが留守の間、泣くことはありませんでした。
耳を澄ますと時々、かすかに「ぴぃー・・・」と聞こえる程度。
年よりの遠くなった耳では気が付きにくくなっていたことも幸いし、数日は見つかることはありませんでした。
事態が変わったのは出産から5日後。
関東に大型台風直撃。
雨が降り始め、風も強くなり始めていました。
このままでは母屋の南側のつる草の中なんて、大雨が打ち付けるはずです。
玄関わきのテラスの床下がかなり広いのでそこにタオルを敷いた段ボールやプラ箱を設置しましたがニャアは移動する気配がありませんでした。
義父に見つかったら、殺される(大げさかもしれませんが当時は本当にそう思っていました)、かといってこのまま見殺しにはできない・・・。めそめそしている私の背中を押してくれたのは旦那さんでした。

「子猫を助けたいんだろ。このままにして置いたら助からないんだから後のとこはともかく、今何とかすればいいじゃん。」
この言葉に勇気づけられて、ことを起こすことに。

ホームセンターに行き、子猫が入れられるキャリーを買ってこよう!
中がふかふかした大きめのキャリーを購入。上のフタ部分はメッシュになってるから様子も見られるし。
あとは・・・子猫を触って、万が一ニャアが育児放棄してしまった時のために猫ミルク。
猫を育てた経験がないので、考え付くものはそれだけでした。急いで家に帰った。
幸い台風のため、義父母は今日は来ていなかった。

すでにうす暗くなった庭のニャアがいる場所に向かった。、なるべく雨が当たらないように注意しながら、つる草をどかす。
驚いた様子のニャア。もうこうなれば一気に!
子猫をつかむ。1匹、2匹。3匹。4匹。ポイポイとキャリーバッグに入れる。全部で4匹でいいのかな?
つる草をガサガサどかしてももういないみたい。
キャリーをつかんで玄関に駆け込む。ニャアも一緒に駆け込んできた。
パニックになったニャアは、キャリーの中から黒い子猫をくわえて、外に出ようとする。
ニャアをキャリーに押し込んで蓋を閉めた。照明を暗くし、上からバスタオルをかぶせて、「ニャアちゃん、赤ちゃんみんないるから。ここに居ていいんだよ」と話しかけた。
するとニャアのゴロゴロとのどを鳴らす声が聞こえてきた。
よかった~取りあえず、ニャアはここを安心できる場所として認めてくれたのかな。
その晩、ニャアは静かに玄関内で落ち着いていてくれた。

翌朝、義父たちが来る前に離れの倉庫にスペースを作って、キャリーをそこに移動した。
高い窓を少し開けて、ニャアが自由に出入りできるようにした。
こうして、子猫の里親探しを開始することになったのでした。





「猫にかける金なんかあるのか?!」義父の逆鱗に触れる前に子猫を何とかしたい。
もちろん倉庫に子猫がいることも内緒。


だから里親募集の条件の緩いこと、ゆるいこと。
※可愛がってくれる方
※最後まで面倒見られる方
こんなの見たら、「なにこれ、条件でも何でもないじゃん」って笑われるレベル。

今ではここで色々なことを学びましたので、譲渡主と里親になってもらう方の責任なども知りましたが、当時は何の知識もありませんでしたから。
とにかく早く、誰かにもらってほしい、考えることはその一点でした。

いつかは誰かのうちの子になる子たち。だから名前もなく見た目の色で区別をつけていました。
「白」「トラ」「三毛大」「三毛小」



子猫が一か月になったころ幸いにも大学生1のつてで早々に白に予約が入りました。
相手の家はすでに完全室内飼いで1歳の先住猫さんがいました。
やったね♪白ちゃん、逆玉の輿だね。

その後、ネコジルシの里親募集コーナーに三毛1匹載せました。二匹とも募集したかったんだけど、うまくピントの合った写真が撮れなかったので、まずは1匹。
すぐに、希望する方が現れました。最初に応募してくださった方は住所が割と近かったので、連絡を取ってみました。三毛は2匹いるのでよかったら両方見て選んでもらえますか、と。すると意外なお返事が。
1匹じゃお留守番とかの時、寂しいかなと思うのでもともと2匹飼おうと思っていたとのこと。
姉妹だったら最初から仲がいいからと2匹とも希望してくださったのです。
離乳食が始まって、元気に動き回るようになり、カリカリも少しづつ食べるようになりました。




とうとうお届けの日がやってきました。
そしてその日はニャアの避妊手術の日。ニャアを病院に連れて行く前に三毛たちとお別れの対面をさせました。明日帰って来た時にはもう三毛たちはいないかも。
ニャアを騙すみたいで心苦しかったけど、子猫の幸せのためだから仕方ないよね、と自分に言い訳していた。

三毛ちゃんの里親様のお家に行くとき、ものすごい我儘をさせてもらいました。
息子たちが一緒に行きたいというのです。名残惜しいのはわかるんだけど・・・。
そのことを聞いてみたら、快くOKを出していただきました。
大人数でしかも図体のでかいのが二人もくっついてきて本当にご迷惑をおかけしました。
子供ってもっと小さい子だと思っていたみたいで、まさか男子高校生二人だとは思っていなかったようです。
ニャアが病院に行っていて留守なので、キャリーに4匹とも入れていきました。
三毛二人はなかなかキャリーから出てきませんでしたが、トラと白が先行して遊び始めると一緒にはしゃぎ始めて、ジャラシなどでたくさん遊んでもらって満足したのか、みんなウトウトと眠り始めてしまいました。
里親様のお家はすでに三毛ちゃん達を迎える準備がすっかり整っていました。
私の家にないものが沢山ありました。
まだ若いお二人でしたが、きちんとして誠実な方たちでした。
途中でお姉さまから電話が入りました。「三毛ちゃん達、来た?」お姉さまの家でも数匹の猫を飼っていて、三毛ちゃん達が来るのを一緒に楽しみにしていて我慢できずに電話をしてきたそうなんです。

はっきり言って、うちよりもずっと猫の飼育についてご存知でした。実家にも猫がいるそうです。
これはもうお任せするしかない、と思いました。
「三毛ちゃん達をよろしくお願いします。」
寝てしまったトラと白をキャリーに入れ、三人で家路につきました。
みんな、ほっとしてるけど、寂しくてしんみりとした空気が車内に流れていました。

その夜、三毛たちの可愛い寝姿の写メが届きました。
翌朝、「朝起きたら、トイレにおしっことうんちがしてありました。ご飯もちゃんと食べています。二人で仲良くじゃれ合っていてとってもかわいいです。」とのメールもいただきました。

その後、困った事が起きました。
子猫たちでじゃれ合いケリケリし合っていて、少し剥げてるところが気になっていました。
でも白の剥げがどんどんひどくなっていくのです。



病院で見てもらったら、真菌性の皮膚炎です、と言われました。
同時に三毛ちゃんの里親様から連絡がありました。
「病院で健康診断を受けました。少し剥げてるところが気になってみてもらったら、真菌性の皮膚炎ということで二人とも治療を始めました。そちらの様子はどうでしょうか。ワクチンはまだですよね。虫下しとかはしていますか。血液検査はしていますか。」などなど・・・

子猫を譲渡するにあたって、何にもしていなかったのです。
知らないとはいえ、あまりにも何にもしていなかったので恥ずかしくなりました。
病気にかかった猫を里親様に渡してしまったのですが、里親様からは一言も責められるようなことはありませんでした。
とにかく一生懸命にお世話をしてくださったのです。
本当にありがとうございます。
感謝の気持ちでいっぱいです。

現在は連絡は取りあっていません。
時々、「三毛ちゃん達、どうしてるかねぇ。」と話題には上ります。
年に一回くらい、猫写を発見して、元気にやってるね・・・と嬉しくなります。
お二人ともフルタイムで働いています。
家に帰ったら、三毛ちゃんたちと沢山ふれ合っていることでしょう。
だからいいのです。どうしてるのか知りたいけど、時間があまりないでしょうから。ネコジルシに来る時間があったら三毛ちゃん達と楽しい時間を過ごしてほしいから。
三毛ちゃん達はニャアの子だけど、うちの子じゃないのだから。こんな無責任な譲渡主に「うちの子」なんていわれたら里親様も良い気がしないでしょう。
ニャアの分まで幸せにしてください、望むことはそれだけです。





長くなりました。
今回はこれで終わりにします。
次回は白について書きたいと思います。

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