緊張の糸。
年末のクリスマスショーの(オマケで行ったくせに)抽選で、ちょっと高級なネコジャラシを頂いて以来、何故か遊びスイッチが入ったおすかる様。
以前は見向きもしなかったオモチャをひっぱり出してきては、遊べ遊べとしつこいのですが。
彼女のスイッチはどこで入るのか、誰にもわからんのです。

ちょっと高級、すでに羽は何枚か無い。
入るポイントもわからないので、当然出口も見えません。
朝までご機嫌で遊んでいたのに、午後はなにを見せられても知らん顔。
逆に、全ての審査が終わってから元気モード突入なんて事も、今までしばしばありました。
審査ならまだいいんです。
一応は何があっても立ち上がるし(斜めにはなるけれど。)、多少愛想は無くとも、スタンダードと言う部分で評価の対象にはなるので。
問題は、やる気モードにならなかった時の撮影。立ち上がらないは、まだ兎も角。
ピント合わせの音がすると目を瞑る。
ジャラシを振ればソッポ向く。
撮影用の花に顔をつっこんで動かなくなる。
など、過去やらかしてます。
雑誌などで、上を向いてかわいい猫の写真が多いのは、写真家さんやアシスタントさんが、興味を引きそうなオモチャで釣っている訳ですが、どんなオモチャに反応するかわからないのも、おすかる様なんです。

風前の灯火。
昨年末に山崎哲さんに撮影していただいた時も、高級そうなオモチャにはツーン。
反応したのは、棒の先にほぐしたビニール紐がついているだけのシンプルなモノ。
「おいおい、それ一番安いんだよ。いいのか?。」と、苦笑されながらの撮影を終え、そんなに喜ぶのなら。と、似たようなモノを自作してみればツーン。
意味わかんない!。

これが一番好き(らしい)。
今回は2月に海外から有名な猫写真家さんが来日されます。
このまま、遊べモードが撮影日まで持つのか。
ある日突然、オモチャに飽きてしまうのか。
誰にも予測がつかないのが問題です。
毎日毎日、いつプツリと切れるかわからない緊張の糸と闘いながら、おすかる様の遊んでモードとお付き合いしています。

「うふふ、あたちにもわかーんないですよ。」
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