7月10日、朝、猫屋敷にいく。
「昨日の夕方、外に子猫がいたんだよ~」だって。
色合いから見ても居なくなった子猫だよね。
親猫がどこかへ隠していたのかな?
1週間も?
とにかくケージの中に子猫4匹になった。

顔がぐずぐずしてる子が最後に連れてきた子。
酷いな・・・。
11日夕方、ゾッチャ携帯が鳴る、
猫屋敷奥様からだ
「あのねぇ、また子猫を連れてきたんよ。小さいから後からどこかでうんだ方の猫の子かねぇ。まぁ、生きててよかったんよ」
さらに一時間後、「あのね、子猫三匹になってるんよ。みんな親と同じようなトラ柄だよ」
あまりにも興奮した様子で話すので
「もう少ししたら、ちょっとお邪魔しに行きますね」と言って電話を切った。
猫屋敷に行く。
棚の上の小さなダンボール箱を覗くと・・・。
チャトラ、キジトラが1,2,3、・・・全部で4匹。
「あれぇ~4匹いたんかい。3匹しか見えなかったんだけど。」
もう何匹いても変わんない?かな。

初めて猫屋敷に来た時、お腹の大きい大人猫、いつの間にかどこかで生んだようだったけど、生きていたんだね。
またまた、何とかしなくちゃ。
12日の朝、100均のワイヤーネットとダブルクリップをもっていった。
以前は子猫たちがちょろちょろしてて、1mの高さの棚から落ちていた。
子猫たちは、落ちてもすぐに動き出す。
あまりにもびっくりして声も出なかった。
けれどそんな環境がいいはずはない。
だから、親猫がどこかへ連れていってしまったのだ。
ケージが来てから、何処からか連れてきて4匹になった。
今度のチビ猫たちは同じ目に遭わせるわけにはいかない。
先に生まれた子猫4匹、後から生まれた子猫4匹、大人猫4匹。計12匹。
前の時にはまだ猫屋敷の人の人柄がわからなくて、何処まで手を出していいのかわからなかった。
けれどもう一か月通っているうちに、手を出せることって何となくわかってきた。

簡易的ではあるけど、このチビ達にはまだこのケージでも十分でしょう。
こうすればミニケージ内で遊ぶ子猫を、外に出るのが大変な旦那様も窓越しに見られるしね。
だんだんと大きくしていけば、いいのかな。
ネットに通してある角材は日除けをのせる柱。
子猫たちやその下の猫小屋に日が当たらないようにと近所の女性が持ってきて作ってくれたそう。
毎日、子猫の顔を拭きに猫屋敷に通う。
猫風邪、治らないな。
自然治癒って無理なのかな。
思い切って、子猫まとめて病院に連れて行こうか。
心配なのは連れ帰った後、においが変わって親猫が育児放棄しないか、という事。
出来る限り、親猫に世話してほしいしね。
昨日の朝、また衝撃的な話を聞いた。
「夜中にさ、猫たちが喧嘩してるような声で騒ぐんさ。あんまり騒がしいからどうしたんかと思って、外に出たら、ここの小屋んところからハクビシンが逃げて行ったんよぉ。」
なん・・・だと?
ハクビシンと言えば、ここのところの温泉の広間でかなりご高齢のお兄様方の話を何となく聞いてた時に出てた話題。
「あいつら、トウモロコシのいいの選んで倒して食っていきやがる。それも綺麗に食うんじゃなくって、少しかじっちゃ、次のをおっ倒すんで弱っちゃうんさ。
それに烏骨鶏(鶏みたいな鳥)の小屋の網を破ってさ、ひとつ残らず首んとこかじって全滅さぁ。ひでぇやなぁ。」
ひぃぃ~ハクビシン、凶暴だよ。
カリカリの残りがこのところ一粒もなくって「よく食べるよねぇ、足りないんかねぇ」って言ってたけど、外敵が食べに来てたかも?
チビチビ猫のケージは上から親猫自由に出入りできるように隙間をあけてあるから、これはまずいのかも。
敵はトンビ、カラスだけじゃない。
イタチもキツネもアライグマもいるし。
子猫は全く敵が多いいね。
カリカリはかなり匂いがするし、色んな敵をおびき寄せやすいのかな。
夜間はカリカリをしまう方がいいですねって言ってみたけど、果たしてどうかな。
簡易ケージに出てきた子猫、母猫がくわえて段ボール箱の奥に戻していた。

やはり見えるのは心配なのね。明日は屋根を付けようかな。
親猫たちもまだ若い。

広い庭でじゃれ合っている姿を見ると、それなりに幸せそうに見える。
でも、具合が悪くなったり風邪をひいてるのを見るとこのままではいけないと思う。
凶暴だったチビ猫は可愛く変身したことだし、次のターゲットは”グズグズした顔”、あいつかな。
一番あばれる君だしね♪



















33
最近のコメント