父が急に「フィーはうちで飼うんだろ?」と。
まさか父の口からそんな言葉が出てくるとは!!
実は父がいない時に母と何度かフィーの行く末について話し合ったりしてました。
母もすっかりフィーに情が湧いてしまって「このまま置いておきたいな」って言っていたんです。
私だって母親代わりとなって睡魔と闘いながら育ててきたフィーが可愛くないわけがありません。
父も母も賛成してくれているんだから、このまま我が家の一員になってもらおうと思いました。
でも、やっぱりフィーの幸せを考えたら我が家に残すべきではないかな?って。
うちの母は病気をいくつか患っていて、身体が少し不自由です。
短時間なら自分の身の回りのことや家事など少しだけ出来ますが、あとは私の助けが必要になります。
母の補助や家事、それに愛犬たちの世話。
仕事は在宅で出来る仕事をしていますが、今はセーブしている状況で
今後は本格的に復帰する予定なので、お客様との打ち合わせに外出する機会も多くなります。
休みの日には愛犬たちを遊びに連れて行ってあげたいし、
そうなるとフィーに構ってあげられる時間があまり取れません。
犬と違って猫は散歩や外へ遊びに行く機会がないので、せめて家の中ではのびのびと過ごさせてあげたい。
でも、これから私が外出する機会が増えるとケージでお留守番する時間のほうが長くなってしまいます。
それではフィーが可哀想…。
だったら、もっとフィーに最適なお家へ送り出すことが私たちの役目かな?って思いました。
可愛いから。愛しているから。手放したくないから。
人間側だけの都合や想いで、このまま手元に残しておくのはエゴだと思うし、
フィーの本当の幸せを想うからこそ里親募集することを決意しました。
ちなみに実のところ決意してから掲載に至るまでに少し時間が空きました。
家族全員で里子に出すと結論に至ったはずなのに、
何日かすると母が「やっぱり残したいな~」と言い出したり、
父が「もう、うちでいいじゃん!」と言い出したりしたからです(笑)
その度に私も心の葛藤を繰り返し、何度も家族会議のやり直し(^^;)
でもね、決定権は私にあるんですよ。
父は可愛がるだけで世話はしない人間ですし、母は身体が不自由なので世話したくても出来ないし。
結局、父も母も「世話はお前がするんだから、お前が決めな」と。
私だって本音を言えば手放したくないよ~(T_T)
自分の気持ちだけを尊重しても許されるのなら、残したい。
でも、私はフィーの母だから。母だからこそ娘の幸せだけを願って送り出します。
募集を掲載したからにはもうブレません。
いつかフィーの家族になる皆さん、どうかよろしくお願いいたします。

まだブルーアイだった頃のフィー。



















51
最近のコメント