23匹の猫の会......報告⑥

2017年8月1日(火) 2017-08-01T23:49:16+09:00 721 / 4

大変ご無沙汰しております。

なかなかおばあちゃん宅の猫たちの様子をご報告出来なくて申し訳ございません。

今日は、しろさんちゃんの事と御礼をお伝えしたく日記を書きました。

まずは、大変申し訳無いご報告です。

７月５日
往診治療の甲斐無く、しろさんちゃんが亡くなりました。

しろさんちゃんの様態が良くない事は７月１日のベリーさんの収支報告の日記でも書かれております。


皆さんからの大切な支援金をこんなに使わせて頂いたにも関わらず、力不足をお詫び申し上げます。

５月初旬におばあちゃん宅を訪問した際、しろさんちゃんの様子がかなり悪くなっていました。

おばあちゃんも、病院には連れて行ったとの事でしたが
おばあちゃんの体力と経済力では継続的な治療が難しいとの事でしたので
ベリーさんに相談し、資金からの往診治療を開始する事にしました。

その後、点滴のおかげで食欲が出て「鯛の刺身」を食べたり、おばあちゃんに甘えたりするようになり回復していました。

私は、ここで安心してしまっていました。

恐らく、しろさんちゃんの状態が往診後もあまり回復しなくなったであろう６月に入ってからは
私は自分の周りの事に気を取られ、１ヶ月程おばあちゃんと連絡を取っていませんでした。

久しぶりにおばあちゃんに電話をしたのが、しろさんちゃんが亡くなった７月５日でした。

「しろさんが、今朝２時くらいに逝ったよ。」

その後、１時間ほどおばあちゃんと話をしました。

抱っこして目やにを拭いてずっと撫でてあげていたそうです。

苦しまず静かだったとの事でした。

力不足をお詫び致します。

また、先は長いにも関わらず、しろさんちゃんだけに高額な治療費を使ってしまった事は私の責任であると思っております。

マメにおばあちゃんと連絡を取っていたら、治療する事から、静かに最期を迎えるための緩和ケアに変えていき、ここまで高額な治療費を使う事は無かったと思います。

大切な皆さんからの支援です。
このような高齢のおばあちゃんの、しかも多頭で人馴れしていない猫たちの今後の事を考えるにあたっては、今回のように、結局は回復しなかった１匹だけに高額の資金を使う事はあってはならない事だと深く認識しております。

今回しろさんちゃんに使わせて頂きました資金については、私なりに考えております。
ご了承下さいませ。

ただ、感情の面では、しろさんちゃんの猫生を尊いと思い、冥福だけを祈らせて頂きたいと思います。

しろさんちゃんの病状、回復を願って下さった皆様、本当に申し訳ございません。
有難うございました。

特に、いっちゃんといっちゃんのお母さんにはしろさんちゃんの分まで幸せいっぱいで居て欲しいと願っております。
いっちゃんの姉妹猫の事を心から思って下さり、その心に深く感謝しております。
本当に有難うございました。



また、皆さんが一生懸命集めて下さった「いなば」。。。「CIAOで当てチャオ」キャンペーン。

缶詰２４缶×３ケース

私が頂いております。ベリーさんとおばあちゃんに便乗させて頂いたようで恐縮しております。

おばあちゃんの元へも缶詰は届いております。

私は日記も書いておらず認知度がありませんので、名前をご存知無い方も多数いらっしゃると思います。
心苦しく思っておりますが、皆さんの猫を思う心が詰まっている缶詰ですので、私なりに有効な使い方をさせて頂きました。

私宅の猫はまずまず安定したご飯を貰える飼い猫ですので。。。
皆さんの思いやりの詰まった缶詰を食べさせるのは勿体無いと思いました。
結果、お外で頑張っている特定のお家の無い猫さんたちに使わせて頂く事にしました。
事後報告で、申し訳ございません。

私は「餌やり」はしておりませんが、地域には餌やりをして下さってる方が数名おられます。
また、一緒に活動しているメンバーも夜な夜な巡回し、猫さんにご飯を配っております。

その方々がお世話しているお外の猫さんたちに食べて貰っております。
全猫TNR済みですので、その点はご安心下さい。
大変喜んで頂き、「ネコジルシというサイトは凄いね。。。」と仰って頂きました。

心から感謝致します。
皆さん、本当に有難うございました。

また、企画して下さったにゃるるさん、積極的に呼びかけて下さっていたゆーちゃそさん、お二人の労力に心より感謝申し上げます。
有難うございました。

長文失礼致しました。