今日は「みーちゃんの食事」に的を絞って記録しておきます。
家に来たのが7月23日、約3週間わが家の敷地内で生活しています。
その間、私は何度もみーちゃんに餌をあげています。

【これまで与えてNGだったもの】
・いりこ
・出汁を取った後のいりこ
・かつおぶし
・かつおのたたき(水洗いしたもの)
・ちくわ
・魚肉ソーセージ
・キャットフード(ドライ)
・子猫用キャットフード(ドライ)
・猫用スープ
・牛乳
・卵の黄身を軽く焼いて牛乳で柔らかくしたもの
・お皿に入れたお水
以上を食べてもらおうとしましたが、「拒絶」されてしまいました。
「無理に食べさせないで、好きなようにさせてあげてください」と獣医さんに言われています。
でも、無理にでも食べさせないと栄養失調は日々悪化し、死期を早めかねません。
今日は抱っこして、初めて強引にお口を開けて、強引に食べてもらいました。
出汁を取った後の柔らかいいりこを、細かく刻んでプラのミニスプーンにのせて。
暴れるのであまり口に入らず、なんどもいりこが飛び散りました(笑)
何度もトライしたら「しつこい!!」と言わんばかりのもがきっぷり。
さすがにこちらも断念して、陶器の平皿に残りのいりこを盛って、ケージの中に置きました。
それから2時間・・・・・・
様子を見に行くと、ケージには入らず、ケージの横に座っていました。
これは、「臭いも嗅ぎたくない!お家にこんなの置かないで!」という気持ちの表れでしょうか。
ここまで拒絶感を押し出されると、さすがに「やりすぎた・・・・」と少し反省しました。
何度かお口にいりこが入ったので、美味しさに目覚めてくれるかなぁと思ったのですが、
どうやら全然お気に召さないご様子でありました。
とゆうわけで、
みーちゃんの食の好みは現時点では【バッタ・セミ】になります。
人間からみると、昆虫なんて本当に美味しいのか疑問ですが、
みーちゃんにとっては、猫用の餌や人間の食品よりも魅力満載なのでしょう。
バッタやセミは捕獲して食べることで、美味しさ倍増なのでしょう。
人間の価値観で決め付けるのは間違っているんだと痛感しております。
みーちゃんは警戒心が強く、これまで餌として提供したものを完全拒否してきました。
その強い警戒心と簡単に「人・食べ物」を信用しない用心深さがあったからこそ、
野良猫として2桁の歳まで生き抜いてこられたんだと思います。
「みーちゃんは自分自身を何よりも信用している」のです。
まだ3週間しか付き合いのない私よりも、自分の嗅覚と味覚を信じているのです。
それは、みーちゃんの「生きる知恵」なのだと思います。
頑固で意思の強い、空腹に耐え抜くみーちゃんの「警戒心」をほどくためには、
時間をかけて、ゆっくりと、気長に、餌を見つけるしかありません。
または、昆虫食を受け入れ、徐々に「猫用の餌」に慣れてもらい移行する。
これは長期戦になりそうです。
みーちゃんのような「偏食の野良猫を保護して、きちんと餌を食べさせたご経験」がある方は、
ご助言頂けると幸いです。



















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