こびやん

千葉県 50代 女性 ブロック ミュート

自宅周辺の子たちをTNRしていました (数が少なかったこともあり現在終了) 依頼があった時は人馴れ修行を含め預かりをしています リリース後数年で姿を見せなくなる子が殆どで外で暮らすことの過酷さを...

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猫をショップから迎えること
2017年11月1日(水) 793 / 9



独り暮らしを始めてから初めて迎えた猫は会社の知人の家で生まれた子でした。
「生後3ヶ月でセロテープ台と同じくらいの大きさだよ」
今なら分かります。
生後3ヶ月でそんなに小さいわけがない!

お迎えの日にキャリーバッグから出てきたのはセロテープ台3台分くらいの子でした(笑)
それでも当時 動物を飼育しなくなってから十年以上経つ私にとって、その子はとても小さく感じました。
ちなみに病院に連れて行ったら「3ヶ月?4ヶ月じゃない?」と言われました(後で聞いたらいつ生まれたのか覚えてなくて適当に言ってみたそうです)
そしてミミダニとノミのオプション付きでした。
家の中にいるのに何故にミミダニとノミが…?

ひとりで猫を飼育するのは初めてなので、多頭飼育する予定はありませんでした。
いつも見ているブログにTNR活動をされている方がいらしたので、猫の保護や里親というのは知っていましたが、私には関係のない世界のように思っていました。

他のブロガーさんで「生体展示販売しているペットショップでは買い物をしない」という信念をもっている方がいて、当時悪質なブリーダーがネット上で話題にもなっていたのでペットショップで生体を購入するのは良くないことだと思っていました。

でも、ひとつの命が私の考え方を変えました。
一歳近くなっても全く売れる気配のない真っ黒なペルシャ猫。
心配になって店員さんに「このまま売れなかったらどうなるんですか?」と聞いたことを覚えています。
大人でも良いという人もいるからそのままずっと店におくと店員さんは言っていましたが、ペットショップ店員をやっていた友人を持つ同僚から「売れない子は処分するんだって」「外に捨てるショップもあるみたいだよ」という怖い話を聞いてその子を放っておくことができなくなりました。

その子は生後11ヶ月になるのに低いソファの上に飛び乗ることができませんでした。
疾患があったわけではありません。ずっと狭い店内のショーケースにいて運動をしていなかったのでジャンプ力がなかったのです。
うちに来て部屋中を走り回って遊んでいるうちに筋力がついてソファに乗れるようになりました。

その子を迎えてたくさんの幸せをもらいました。
多頭飼育の良さも分かりました。
迎えて本当に良かったと思っています。

ペットショップで生体を購入しないという運動を広めても悪質なブリーダーはいなくならないと気付きました。
行き場をなくした不幸な子が増えるだけです。
ブリーダーは“売れる”子猫を繁殖させるだけ。
ショップは売れなくなった子を卸したりセールで安く販売したりして、人気のある犬種猫種のできるだけ幼い月齢の子を仕入れるだけです。

会社の後輩はペットロスのお母さんのために、亡くなった子にそっくりな子を探してブリーダーから直接迎えていました。
子猫を出産する母猫の頭数は少なく(多分1匹か2匹くらいだったと思います)、一度の出産で生まれた子たち全てに予約が入ったらキャンセル待ちをしてキャンセルが出なければ数ヶ月先の発情期まで待たなくてはいけません。

必ず一度は見学に来て実際に子猫と会うこと。
生後3ヶ月になるまでは母猫、兄弟猫から離すことはできないのでそれまで渡せないこと。
ペットショップでは生後2ヶ月に満たない子が売られていますが、きちんとしたブリーダーのところでは幼すぎる時期には決して渡さないそうです。
また、ペットショップの子たちはショップで人馴れ抱っこ慣れさせていることが多いようで、店員さんからも「今慣らしている途中なんです」なんていう言葉をよく聞きます。

これは引退したブリードタイプの猫たちが猫カフェのキャストになりつつ里親募集をされているお店で感じたことなのですが、繁殖だけを考えるブリーダーの元にいた子たちは人馴れしてない子が少なくありません。
近寄るだけで逃げる子、おやつを出してやっと来てくれる子、様々でした。
人間大好きでスリスリゴロゴロする子は殆どおらず、「シュシュを首に付けている子には触らないでください」という注意書きもあるほどでした。

そうしたブリーダーは、猫は繁殖の為にいるもの、売る為にいるものとして扱うのでミミダニやコクシジウムを持っている子も珍しくはないそうです(かかりつけ医談)
人馴れさせて可愛がるのはショーキャットのみで、ブリードタイプとして産む子やペットタイプとして生まれた子はただ“管理”されるだけ。
販売業者と契約するブリーダーはそういった方が多いとか。

後輩はキャンセル待ちをして亡き愛猫にそっくりな子を迎えることができたそうです。
愛情を沢山受けて育ったようで、初日からスリスリゴロゴロ。寝るときはお母さんの髪の毛をクシャクシャにして遊ぶそうです。
小さいぬいぐるみを抱っこして寝る癖もあって見ているだけで幸せになれると言っていました。
また、ブリーダーの方から接種するワクチンのメーカーまで教えてもらって小さなことでも相談にのってもらったそうです。

売られている子たちに罪はありません。
猫や犬に関する知識がない店員も多く、疾患を持った子や虫がいる子も売られている生体販売は快く思いませんが、売られている子が行き場をなくすことだけはしたくないので「生体販売反対」とは言いません。

ただ、ブリーダーへの規制がもっとできたらいいのになぁ、と思います。
そうしたら引退して猫カフェで人間の相手を無理やりさせられている悲しい子たちももっと少なくなるのかなぁ、なんて思うんです。
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