バカな飼い主から皆さんへ

2017年12月26日(火) 680 / 4

みなさん、楽しいクリスマス🎄を過ごされましたか？

私は最近は自分の愚かさを悔いてばかりいました。

ご存知の方もみえるかもしれませんが、私の家はかなりの多頭飼いをしています。
自分なりに、お世話や治療など猫たちに目を向けているつもりでした。

だけど、23日にまた1匹亡くなってしまいました。今年９匹目です。
これは、私の完全な落ち度だと思っています。

今回亡くなってしまった子は、まだ2歳たらずで、9月にウチヘ来たばかりでした。
飼えなくなった飼い主さんから引き取った子です。
来たときから、こもる音のような咳をしていました。年内に避妊手術を考えていたので、その時に一応レントゲンを撮ったもらうつもりでした。

3週間前、高熱と早く浅い呼吸になり病院へ行きました。
レントゲンも撮ってもらいましたが、気管支の形が普通とは違うものの異常はなく、薬を頂いて帰りました。

しばらくは熱も下がり、体調も安定していて、私は安心していました。
しかし、診察から2週間後、再び高熱と早く浅い呼吸。すぐに病院へ行きました。

またレントゲンを撮り、診断の結果は、膿胸でした。

胸に膿がたまっていたのです。
膿胸は、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、なってしまうと毎日通院し胸の膿を出し洗浄です。
しかし、膿胸だけなら死に至る確率は低い病気です。

私が様子を見た２週間の間になっていたのです。

私は毎日病院へ通いました。
今は他の病気の可能性を探るより現状の膿胸の治療が優先でした。

だけど、病状はあまり変わりませんでした。

そして、２３日。
この日も私は仕事が入っていたため、朝から出かけなくてはなりませんでした。
朝、患っている子の様子をみたら、とてもしんどそうでした。

私は、「夜になったら病院へ行こう。終わったらすぐに帰ってくるからね！」
と、言いながらも、すごく嫌な予感がしていました。

本当に大丈夫だろうか・・・・・そんな気持ちで仕事へ向かいました。

夜の7時ごろ、仕事が終わり急いで家へ向かいました。
主人が少し早く帰宅できたので、何度もメールや電話をしました。

主人からなんの連絡もないまま、帰りの電車に乗りました。
すると、主人からメールが・・・・

「ごめんね・・・間に合わなかった。」

私は・・・・電車の中で流れる涙を堪えるのに必死でした。
やっぱり、間に合わなかった・・・・そんな気がしたのに・・・・一人で逝かせてしまった・・・・

主人が言うには、もう硬直をしていて、亡くなってから時間が経っていると思う。
だけど、身体は冷たくなく暖かかった。
きっと、他の猫が一緒に寝て、暖めていたのだろうと。

どうしてこの２週間、病院へ行かなかったのか！

仕事が忙しくても、もっとこの子に目をむけるべきだったのに！！

なんで私はただの風邪だとなめてかかったんだろう・・・・

救いようがないバカな自分に、つくづく嫌気がさしました。
どんなに泣いても、後悔しても、あの子は帰ってきません。

おそらく、他にも病気があったのだと思います。
だけど、私がもっと気づき早く診察していたら、同じように亡くなるかもしれないけど、もっと長く生きて
もっと楽に死ねたのかもしれない。

私が今回バカな自分のことを日記に書きましたのは、皆さんには今いる家族の動物たちと末長く幸せに暮らしてもらいたいからです。

治ってきたからしばらく様子をみよう・・・
ではなく、どんな些細な変化でも、気になったら病院へ行ってください。

どうか皆さんが、私のように後悔をされませんように。

50 ぺったん