脱走1週間、むーがお家に帰ってきました。

本日の朝、取り急ぎのご連絡で7日前に脱走し行方がわからなくなっていたむーを保護し、病院へ直行したとご報告させていただきました。
少し落ち着きましたので、改めてご報告をさせていただきます。

脱走日　11月2日（土）20:00前頃
保護日　11月9日（土）8:00頃

約1週間、必死に探し続け、無事保護し暖かいお家へ連れてきてあげることができました（ ; ; ）

むーの捜索日記を随時更新しておりましたが、今回むーを保護してくださった方（Y様）は、Twitterでご連絡をくれました。
脱走してすぐは、とにかく自身で捜索したり、保健所や愛護団体の方へご連絡をとり、目撃情報の共有を願いました。そしてチラシを作成し、脱走してしまった場所の近辺にあるご自宅様にポスティングへ行きました。
でも、探しているうちに、もうむーは近くにいないのかもしれない、もしかしたら遠くまで歩いて行ってしまったかもしれないと思い、情報拡散では圧倒的なスピードがあるTwitterを利用しようと思いました。
https://twitter.com/mOnV0989psBRNFK

初めの投稿は脱走から2日目の11月4日（月）、Twitterのアカウントを作成し、「脱走日」「脱走場所」「むーの特徴」そしてハッシュタグに「#RT希望 #川口 #迷い猫＃保護猫」とつけ、むーの写真を4枚添付し、投稿を行いました。

するとその日に、『迷子ペットのデータベース@LOSTPET.JP』というアカウント名の方からコメントをいただき、「全国の迷い猫の情報を専用のホームページで掲載しているので、よろしければむーくんの情報を掲載しませんか」と言っていただけました。無償で掲載してくれるとのことでした（ ; ; ）
そして下記のサイトに掲載していただけました。

"ペットと飼い主が再会できますように。迷子ペットのデータベース(LOSTPET.JP)は迷子ペット問題解決のための総合サイトです。"
https://lostpet.jp/

その後、Twitterでむーの情報提供拡散をお願いする投稿を続けたのですが、その中で、むーの"動画"を添付して11月6日（水）に投稿したツイートがもの凄い勢いで拡散され、その投稿をY様が見つけてくださり、今回の保護につながりました（ ; ; ）

幸いなことに、Y様の年齢がお若かったことで日常的にTwitterを利用されていたそう。そこでわたしの投稿を見つけ、サブアカウントを作りご連絡くださいました（ ; ; ）

11月7日、8日とY様と連絡を取り続け、むーがY様のご自宅にご飯をもらいにきていることも確認できていたため、わたし自身も捜索に行きましたが、すれ違いでむーに会うことはできませんでした。

そして本日、11月9日（土）、8日の8:00頃にY様のご自宅へ朝ごはんを食べにきたと伺っていたので、同じ時間に捜索へ行こうと思い、支度をしていたところ、Y様から緊急の電話があり、むーを保護したとご連絡をいただきました。これが今朝の8:00頃です。
速攻駆けつけ、すでにゲージに入れてくださった状態でむーと再会することができました。
そのまま病院へ行き、諸々の検査をしていただき、陰性との診断結果。
ほっと、どころではない安堵でいっぱいでした（ ; ; ）

お家へ連れて戻ったのが本日の10:00頃。
「ここは…家か？あの窓辺、見覚えがあるぞ、このベットは…！！！」という感じで、おぼつきながらも部屋の中を見渡しながら落ち着きを取り戻していきました。
手足が汚れていたため、やや強引にでしたがお風呂で身体を洗い、スッキリ拭いてあげたらもう落ち着き始め、ご飯を食べて、お水を飲んで、うたた寝もしていました。
現在はむーのベットでぐっすり眠っています。

元親様とも連絡が取れ、無事にむーを保護したとお伝えしました。
「本当に良かった」と「〇〇ちゃん（わたし）もゆっくり休んでね」と安堵のご連絡をいただけました。

むーが脱走してしまった日にすぐ連絡し事情をお伝えしたところ、わたし自身が故意的にむーを脱走させたという疑いを持たれてしまい、しばらく連絡が取れない状況にありました。
しかし、元親様に疑いの念を持たせてしまった理由があります。
むーを脱走させてしまった日、病院へ連れて行った帰り道でした。
その経緯を元親様にご連絡したのですが、わたし自身、むーを脱走させてしまったことに対して軽いパニックを起こしていたことと、さらに体調が優れていなかったため寝不足の状態で探し回ったために、むーを連れて行った病院を間違えて元親様にお伝えしまったんです。
間違えた、というより、1件目（もともと診てもらうつもりで行った病院）が休診日だったため、そのまま少し先の病院へ連れて行ったのですが、完全に頭の回転が回っておらず、元親様に休診日だった病院の名前をお伝えしてしまったんです、、
元親様が、病院を調べたがその日はやっていない、病院に連れて行ったこと自体が嘘ではないか、という疑念を抱かせてしまったのです。
すぐにむーを脱走させてしまった経緯をお伝えしたメッセージを見返して、自分が打った文面が間違っていたことを把握し、訂正したのですが疑いは晴れず。
そしてその日、雨の中むーを探していたところ、突然叔父から電話があり、父親と連絡が取れないと連絡がありました。そんなこと今まで起きたことがないし、わたしが電話をして出ないことはまずない父親なのに、何度電話しても繋がらず、更にパニックになりました。
急いで母（離婚しているので父親の居どころを知らない）、普段はほとんど連絡を取らない兄に連絡し、総勢で父親の捜索に当たりました。
やむおえず、この件も正直に元親様へお伝えし、むーの捜索を一旦中止して実家に戻りますとご連絡しました。
その後、無事父親が見つかり、ヘトヘトの状態で家に帰宅し、またむーの捜索を続けました。
あらゆることをしてむーを探していること、元親様にお伝えしても、父親の件など言い訳にしか聞こえないとわたし自身でも思ったため、ご連絡せずに自身で捜索を続けていました。

これが、元親様に不安、そして信頼をなくさせてしまったわたしの原因です。
元親様に非はないんです。
その後、11月7日頃に元親様から謝罪のご連絡がきました。
酷いことを言ってしまったと、全てわたしに責任があったにも関わらず、むーとわたしのご心配をしてくださいました。
わたしと同じで、元親様もパニックになってしまっていたようで、それなのに寒い中、むーが脱走してしまった付近を捜索しに来てくれていたとのことでした（ ; ; ）
お互いが、メールの文面からすれ違ってしまい、何日間か険悪な空気が流れてしまっていましたが、わたし自身もしっかり謝罪し、もう2度とこのようなことにならないよう、むーを危険な目に晒さないようお約束しました。

長い話になってしまいましたが、元親様とは今後もご連絡を取り合い、むーの経過報告も行っていく予定です。

行方不明から7日間、このサイト『ネコジルシ』や、Twitterで、顔も知らぬわたしとむーのために、たくさんの方からアドバイスや救いの言葉、そして捜索のご協力までいただいたこと、本当に感謝しています。
今回、むーを保護してくださったY様以外にも、たくさんの方が脱走地域周辺そ探してくださり、そしてむーを目撃した方がご飯をあげてくださり、その写真や動画をわざわざわたしに送ってくださいました（ ; ; ）
本当に救いでした、1週間ほとんど寝ずに捜索していたため、もうダメかも、と何度も思いましたが、その度にたくさんの方から励ましのお言葉をいただきました。
本当に本当に感謝しきれません。

ご心配、ご迷惑をおかけしたこと、大変申し訳ありませんでした。
今後、このようなことを絶対に起こさないよう努めてまいります。
皆様、本当にありがとうございましたm(_ _)m

今回、むーが脱走して、初めてわかったことですが、
日本全国にたくさんの迷い猫、迷い犬がいて、それだけ目撃情報を求めている方がいて、たくさんの方が辛く、苦しい思いをしながら捜索にあたっているという事実。そして自身の愛猫、愛犬の行方がわかっていない状況でさぞ胸が締め付ける思いをされている方が、わたしとむーのために励ましの言葉や、捜索のお手伝いをしてくださると言ってくださったこと、世の中、こんなにも助け合いと優しさに溢れているんだと身に沁みるほど実感いたしました。
本当に嬉しくて、メッセージを頂くたびに涙を拭いました。

今回、無事にむーを見つけてあげることができましたが、わたしがたくさんの方に助けていただいた分、今後迷い猫、迷い犬の情報提供を求めている方々のお力になりたいと思いました。
微々たることしかお手伝いできないかもしれませんが、それでもわたしは心の底から救われました。

ネコジルシ、Twitterともに、今後も継続してまいります。
元気なむーの姿を随時ご報告させていただきたくとともに、わたしがお力添えできることがありましたらご協力させていただきたい所存です。
全国の飼い主さんから愛されている猫ちゃん、わんちゃんたちが、一刻も早く、暖かい場所へ帰れることを心から願っています。

長くなってしまいましたが、今後とも、どうぞ宜しくお願いいたしますm(_ _)m
長文日記にお付き合いいただき、ありがとうございました（ ; ; ）