梅雨があけて一週間程度しか経っていないのに、もう雨が恋しくて、ゲリラ豪雨でも良いので降らないかな。などと、豪雨での被災地の方に失礼な考えが過ぎります。
だって水遣り大変なんだもん。

今年も絶賛ゴーヤ祭り
子供の頃、夕立と言うものがありました。
夏の暑い日、ほんの半刻にも満たない時間。
どこかの軒先で雨宿りでもしていれば、通り過ぎて行く雨でした。。
私は夕立の後の街の匂いが好きでした。
濡れたアスファルトの匂いの中に、土や草の匂いが混ざり、優しいとも切ないとも、なんとも言えない匂いに包まれる時が好きでした。
今のように電車が止まる程ではなく、他所様の軒先で雨の止むのを待っていても、不審者扱いされる事もない、優しさが凝縮されたような雨だったと思います。

旅に出る人に礫を投げつけるような世の中ではなかったし、飼い犬をけしかけて、怯える人を嘲笑うような人もいなかったと思います。
雨も好天も、そればかり続けば災害です。
夕立の後、虹を仰ぐことのできる夏が恋しいと、ふと思い出した次第です。

「残暑お見舞い申し上げるでち。」
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