勝手にねこザイルさんの日記の続編にしてるけど、内容的に続編になるのかどうか・・・?
ねこザイルさんの日記の中でのやり取りで感じたことなので、「続」なんですが。

ワタシは里親募集をしたことがないので、あくまで里親に応募する側の気持ちしかわからないし、自分の経験上のことしかわかりません。
ワタシが経験したことないのはショップからの購入と、譲渡の際に猫そのものの費用を支払うこと。
誰に対しても「猫の代金」は払ったことがありません。
純血種を無料で迎えられるなんてことはなかなかないと思いますが、うちのニコはベンガルです。
でもニコはボランティアさんに保護されてた子なので、医療費のみで譲渡してもらいました。
もちろん血統書はありません。

さてこの「猫の代金」ですが、これを出しさえすれば猫を迎えることができて終わりでしょうか?
実際はそんなことはありませんし、これは仮にタダでもらえた子でも同じです。
でも「猫の代金」を払った子とタダでもらった子、ここは無意識に区別してる人もいると思います。
それは責められることではないと思うんです・・・だって人間誰でも、お金をかけてることは大事にしますから(ワタシだってそうです)。
でもお金をかけようがかけまいが、迎えて終わりではないと先ほど書きました。
だから猫について学ぶことが大事だと思っています。
ワタシは最初の子ドラを迎える前に、猫の飼育の本を買って熟読しました。
そこに書いてあったことでなるほどと思ったのは、「雑種は性格が個性的、純血種はある程度固定される」ということでした。
それと同じように、猫種によってかかりやすい病気があること・・・へえ~ですよ。

こんなふうに本まで買って勉強したつもりなのに、ニコを迎えるときはほとんど衝動的でして、大失敗しました。
(ニコを迎えたことが失敗ではありません)
譲渡会を見に行っただけで何の準備もないのに、その日にトライアルを始めてしまったので、ベンガルの知識がゼロ!
後々よーく調べたら、ベンガルは運動量が豊富でおしゃべり、そのため十分運動できる環境と防音対策を・・・とありました。
まだ小さかったニコ、運動量はアレでも、ニコのおしゃべりは近所迷惑になるんじゃないかとハラハラしましたよ~。
よくしゃべる(鳴く)その声は、とにかくよく通るんです。
ベンガルは社交的らしいんですが、ニコは他の子より他人に対して慣れるのが早く、人が来たときには外に出ないか要注意。
かなりの賢さも持ち合わせてますが、賢い分思いもよらないイタズラもしょっちゅう。
猫のわりに水が平気で、キッチン周りをよく濡らしてます。

ニコは先天性の病気と生い立ちのせいでメス並みに小さいベンガルですが、それでも驚異の身体能力です。
これが普通の大きさのオスのベンガルだったら・・・大きい子はニコの2倍はありますから・・・想像できません。
ニコが最初の子だったら次は迎えてなかったかもしれないし(そのくらい小さい頃のニコはとんでもちゃんでした)、申し訳ないけど怪しいベンガルの里親募集は「ベンガルを飼いきれなかったのかも」と思うこともあります。

何を言いたいのかよくわからなくなりましたが、猫を迎えるなら猫についてよく学びましょうということ。
人間だって、赤ちゃんが生まれる前は本を読んだり人に話を聞いたりするでしょう?
そもそも猫は種が違うんですから、人間が最初から猫のことを知ってるなんてないわけです。
もちろん一緒に暮らしながら学ぶこともあるでしょうけど、今は情報社会です。
最初にある程度の知識を得ていれば、いらぬ苦労はしなくて済むかもしれません。
写真と日記の内容は全く関係ありませんが、今回はうちの子が我が家に来たばかりの頃の写真で揃えてみました。
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