元気だったのに。。

2020年11月15日(日) 408 / 7

8月末に弟を亡くし、家庭内が悲しみとバタバタした日々が続いていた頃、ふと気がつくと大食いのライが食べなくなっていました。夏バテかな、家がバタついてたから落ち着かなかったのかなと少し様子見してたのですが、あまりに食べないので病院で診察してもらったら虫垂炎とのこと。肝臓の数値も悪かったので投薬でしばらくやっていましたが、敏感なライは薬の混ざった餌は食べない。大好きなちゅーるにも混ぜてみましたが一舐めして気付き、それからちゅーるも食べなくなってしまいました。先生に相談したら甘いシロップを処方してくれて、それに溶かし注射器で投薬する方法で１ヶ月頑張りました。薬の時間になると分かるので逃げていましたが、嫌がるライに｢ごめんよ｣と言いながら善くなって欲しい一心で飲ませました。それがストレスだったのか更に食事量も減ってきたので点滴と注射治療に変えました。それも辛かったと思いますが毎日じゃないので少しずつ食欲も出てきました。でもそれも束の間、急にお腹が張り始めました。すぐ超音波検査したら大きな塊とその周りに腹水が溜まっていました。投薬治療の時からずっと噛みこぼしが酷く上手く食べられないのも相談していて脳神経に異常があるかもしれないという事で11/9に大学病院でMRI検査をする事になっていたので、この塊と腹水も診てもらう事にしました。
結果は腫瘍でした。それも大きな塊の他にもいくつもありました。手術も放射線治療も出来ません。科学治療も多分無理かと。。まだ腫瘍の細胞検査結果が出ていないので今後どう治療していくか決められないですが、この１週間｢朝、起きたときライが目覚めなかったらどうしよう｣とか｢仕事帰ってきたとき、固まってたらどうしよう｣とか寝る前も起きてからも出掛けた後も仕事の時も常に不安と心配で頭がいっぱいな日々。。
よく食べて６kg以上あったのに、筋力が落ち足腰が弱り腹水で上手く歩けない、こんなに軽くなってしまったライを抱っこする度に泣けてきてしまいます。
こんな話を長々と書いてすみません。これを読んだところでどうする事もかける言葉も無いと思いますが、こうして抱えている現状を書き出すことで少し心の整理がつきました。これを書いているうちもライは生きています。私が諦めたらダメだ！と言い聞かせています。