早々と天国へと旅立って行きました。

最後まで凛として泣き言を言わず苦しみに耐え立派でした。
4月28日に最初で最後の診察からわずか半月でした。
その際に獣医さんからそのうち痙攣発作などもあり苦しむだけかもしれないから、
そうなった時は(安楽死の)相談して、と云われていて少し不安もありました。
5月に入って連休中は側に付いていられたし、
その頃はまだ少し食べられてた。
8日が最後のごはんで、
10日くらいから危ないかと感じて、
しかし流石に寝ずというわけにはいかず、
うつらうつらしながら寝たり起きたりで見てて、という日々で。
帰ったら死んでいるかも、と考えるともう何も手に付かなくなり、
12日は強引に午後早退し張り付きしてました。
短い間だったけれど体勢を変えたり汚れを拭いたりお湯を飲ませたり。
介護みたいなこともさせてくれて嬉しかったです。
ともだちくんは幸いにも最後まで乱れることなく静かに旅立ちました。
少なくとも私が側に付いている間はとても落ち着いていました。

最後の瞬間は残念ながら立ち会えませんでした。
はっと目を覚ますと少し前に見たのと同じ体勢で、
呼吸が止まってる!と毛布をはいで抱き寄せました。
しばらくすると私の膝の上で失禁しました。
なんて温かい最後の挨拶をしてくれるんだと・・・
見送れなかったのにこんな粋な別れの挨拶を私にくれるの?
カッコ良すぎるやろが・・・
それが午前4時前のできごとでした。
ちょっと変と思われるかもしれませんが、
ずっと一緒に過ごしてきた私たちの大切な見送り、
おしっこされても嬉しいものなのです。
私だけかもですが💦
出会えて本当に良かった。
私ができた事は何もなく、
貰ってばかりの関係になってしまったんよね。

見てくださいこの立派な胸板✨

ともだちくんに触れるようになって驚いたのは、
その体のガチムチ具合です。
初めての感触でした、肩とかめっちゃ固かった。
ウチに入ってある日、元気で大きなミルミルがともだちくんにプロレスを挑んだことがあって、
いとも簡単に抑え込んで、しかもガッチリと上四方固めが決まっていて、
ミルミルがどんなにあがいても抑え込みが解けませんでした。
あれは本当に凄かった、
生粋の野良猫の強さを目の当たりにしました。
だからといって誰かを威嚇したりは絶対にしなかった。
漢の中の漢、それがともだちくんなのでした。
神様ありがとう!私に素晴らしい出会いをくれて。
ウランと会わせてあげられなくてごめんね。
お寺に出発する時にともだちくんを車に乗せようと外に出たら、
ウランが居て珍しくウランの方からこちらへ近づいてきました。
ともだちくんを見せたけど、ちゃんと見ずにすぐ去ってしまった。
ウラン分かったかな?どうかな?ともだちくんが呼んだのかな?
おかしな偶然だったけど、私が見る景色に再びふたりが同時にいた事は素直に嬉しかったです。
最後に、マイケルの時も大活躍したこの、
有能な給水スポイトボトルを是非ご紹介させてください。

今回もめっちゃ役立ちました。
ともだちくんの場合は一滴づつ、
ゆっくりお口に含ませるのに有難いアイテムでした。
スキップドッグさんというショップで見つけましたが、
他のショップでも扱いがあるのかな?
分からないけど、使い易くてもう介護の必須アイテムです。
あとは、ネコジでも話題のきえ~るですね。
お口の周りを拭き拭きして、口の脇からシュッとひと吹き。
口臭はもちろん、おそらく本人の口内の痛みも軽減されていたはずです。
お別れはいつも悲しく苦しいです。
でも全員を送り出すまで、受け入れて進むのみです。
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