
以前、当団体にて保護に関わった、短い猫生を懸命に駆け抜けた
「やっこちゃん」という1匹の子猫の生涯を日記で紹介させて
ください。
ここで紹介する事で、やっこちゃんの短い生も決して無駄では
なかったと信じたいです。
悲しみ、怒り、絶望、とてもこれらの単語だけでは表現しきれ
ない思いが込み上げてきます。
では、下記に当ボランティア団体代表が保護に携わった経緯を
明記していきます。

2019年8月2日
近隣のG町から「野良猫が子猫を2匹連れて来た。追っ払ったら
子猫だけ置いていった」との連絡がありました。
その後、すぐ、引き取りに行くと近所の主婦6人が集まってきて
「野良猫だから保健所に連れてって。汚いからホウキでチリトリに
入れた」と言いました。
子猫は小さく、お腹を空かせて必死に泣いていました。
私が抱くと指を吸おうとしました。どう思いますか?と言い残し、
急いで帰りミルクをあげると、喉を鳴らして飲みました。
目は目ヤニだらけ、ミルクを飲ませ、顔を綺麗にしてあげて、
今やっとお腹いっぱいになったからか爆睡中。
怒りで涙が出て来ます。黒300g、白黒250g。もう大丈夫だよ。
2019年8月7日
チリ取りに入っていた2匹の子猫ちゃんは元気を取り戻しつつ
ありミルクも沢山飲んでます。歯も少し生えてます。体重は
2~300gでしたが月齢は1ヶ月位、背骨が少しゴリゴリし
痩せていました。
2019年8月9日
チリトリ兄弟は夏らしく、黒子猫はトコロテンのトコちゃん、
白黒子猫ちゃんは冷奴のヤッコちゃんと名付けましたが、
ヤッコちゃんは、やはりダメージが大きかったようです。
突然ミルクを飲まなくなり、急いで病院へ。心臓がかなり
弱っていた、何とか助けたい、頑張って。
2019年8月11日
ヤッコちゃんは、少しミルクを飲み始めましたが、目が見えて
ないようです。毎日点滴しております。
小さな体なので可哀想ですが、今はそれしかありません。
皆様、温かい励ましを感謝致します。
きっと、ヤッコちゃんに届いていると信じています。

2019年8月18日
午前中、ヤッコちゃんが点滴して帰って来てから、
やはり、まだ何も食べてない。今日は全ての用事を
キャンセルし、ヤッコちゃんの看病兼私のたまって
いる雑用をやろうと思ってたけど、やっぱり、
ヤッコちゃんから目が離せない。
2019年8月19日
温かい応援を有り難うございました。
ヤッコちゃんは、明け方4時頃、虹の橋へ旅立ちました。
追伸)
やっこちゃん保護~虹の橋を渡る日までは、You-tubeでも
公開しています。
↓
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