入所してる方はたくさんいて、その中には猫好きさんや猫飼いさんもたくさんいます。
自分では気づいてないのですが猫グッズをやたらと身につけてるらしく、利用者さんの方から「アンタ猫好き?」「その○○(グッズ)は何?」なんて聞かれることがあります。
今日ある女性利用者さんにうちの子の写真を見せたら、スマホの写真を撫でる仕草をして、
「触りたいくらいだよ」
と、とても喜んでもらえました。
特にいい反応をされたのはポン子です。

みんなの中でも黒は目立つからでしょうか。
「みんな似てるね」
「やっぱり性格も似てくるの?」
なんてことを聞かれ、ワタシがうちの子の説明をします。
「私も昔3匹飼ってたんだよ~」
なんてその方の猫の話も聞きながら、しばらく二人で猫談義で盛り上がりました。
他にも、お看取りのケア中の方。
ベッド上の生活が続き、先週より今週は明らかにレベルダウンしてきました。
死期が近づいているのです。
その方は昔、自宅に寄ってくる野良猫のお世話をしていたようで、それで時々うちの子の写真を見せてました。



年賀状に使った写真を見せたり、動画を見せながら話しかけます。
「かわいいね~」
「白と黒だね(シイのこと)」
など、半分朦朧とした意識の中で話してくれます。
その方にワタシは、
「また新しい写真撮ってくるからね」
と言ってその場を離れようとすると、
「うん、待ってるよ、また来てね」
と言ってくれます。
その方が一日でも長生きできて、穏やかにその時を迎えられるよう、せっせとうちの子の写真を撮ってるワタシです。
訳あって施設で制限された生活をしてる方に、うちの子で少しでも癒されてくれたらいいな。
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